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敷かれたレールに乗っていたらうつになって休学してしまった大学生の話③
はじめに
ご覧くださりありがとうございます。
うつ病になって休学してしまった大学生の話、今回で三回目ですね。
①、②の記事を読んでくださった方ありがとうございます。まだ読んでおられない方は良ければ読んでみてください。
最近のうつぜろの話
本編に向かう前に少しだけ、最近の自分の話をしようと思います。
興味のない方は本編まで飛ばしちゃってください。
11月の1か月をほとんど休養に充てて迎えた12月。
考え方とか休むことに対して様々なことを感じていて、具体的には
人生は必要なものが必要な時にしかこない。うつ病になったのもその時の自分には必要だったから。
休むことに罪悪感があったが1か月休んでも何も変わらないものもある。例えば研究室の人間関係。それから親や友人との関係。久しぶりに会った同期も先輩も普段通り接してくれた。他にも住む家はありがたいことにあるしご飯にも困ってはいない。
生きる意味とか何のために生きるとかは無くてもいい。自分はこの1か月音楽とサッカー観戦が改めて好きだと思えたし、将来それらを第一に仕事とか進路とか考えてもいいかもなって思えた。惰性で生きて、たまにサッカーとか音楽を見に行けるだけの収入があればいいかなって思った。
他にも挙げたらきりがないのですがもう少し時間がたってもっと色々見えてきたらまた書こうと思います。
総じて「生きてれば何とかなる」と最近思えるようになったのは大きいかなと思います。
少し長くなりましたが本編に向かいたいと思います。
今日は1年生~3年生のバイト、サークル、旅行の三項目について書いていきます。最後までどうかお付き合いください。
大学1年生冬から始めた接客業
まずはバイトの話をします。
今のバイトは1年生の冬(1月)から始めました。本当はその前にもう一つバイトをしていたのですが話すと長くなるので割愛します。そのバイトは同じ接客業でしたが今のバイト先よりも忙しく、時給も低いので半年くらいで辞めました。
今のバイト先について軽く述べると
一人暮らしの家から電車で30分ほどかけて行った場所(都会)にあるデパートの総菜売り場。いわゆるデパ地下です。
デパ地下なので比較的客層がよく働きやすい。
バイト、パートさん、店長、みんないい人ばかりで人間関係は良好。
とまあ、何をそんなに頑張っているんだ?と思われるようなバイト先ですが、僕の悪い癖が出てしまって、勝手に頑張ってしまったという話を今からしたいと思います。それは、
授業が忙しい中でも「親の仕送りに頼るわけにはいかない」との思いからバイトをできる時間はしんどくてもバイトをする。
今年(2024年)からは最高学年となり、勝手に責任を感じて色々行動する。(シフトの調整、新しく入ってきたバイトの指導、etc…)
こんな感じでバイトに対しても「ちゃんとやらなきゃ」という考えを持って一生懸命働いていました。
今となっては「アルバイトだよ?」と声をかけたくなるくらい適当に働いていますが、真面目で、完璧主義だったあの頃の僕にはそれが普通だったのです。
一番やりたかったはずのサークルでも…
自分の時間を削ってまでアルバイトをしていたのは…
「大学生活での一番の思い出は?」と聞かれて最初に思い浮かぶのは
「バンドサークルに入って活動してきたこと」
これが一番に挙がります。
高校の時にback numberのライブに初めて行ったことをきっかけにバンドをやりたいと思い高校生の時仲の良かったメンバーでバンドを結成しました。
しかし、コロナが蔓延したことをきかっけにそのバンドは1度もステージに上がりませんでした。
大学生になったら今度こそバンドをやろうと思った僕はバンドサークルに入り今日まで音楽を続けています。その中でも
初めはボーカルだけやろうと思っていたのがギターを買い、ギター関連の機材を買い、という風に欲しいものが増えていった。
歌も人前に見せれるものではなかったので半年間だけボーカルレッスンに通った。
主にプロアーティストのコピーバンドをやるので他の人がやっているバンドを好きになりライブやフェスに行く回数が増えた。
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という風に音楽には凄くお金がかかるんです!
自分が遊ぶためのお金は自分で稼がなきゃということで時間を削ってまでバイトしてました。
サークル活動でも完璧主義発動
そしてサークル活動でもやりたいバンドをやるならちゃんとやらなきゃと思っていました。具体的には主にギターボーカルをやっていたので
まず歌詞を覚えて、音程もしっかりとって完璧に歌う。
ギターのコードは無意識に手が動くまで弾く。
コピーするアーティストのライブアレンジを動画を見まくってやりたいところは真似する。
MCも前日までにしっかり考えてから臨む。
ライブが近くなってきたら炭酸水やお酒は飲まない。
ランニングを毎日行って体づくりもする。(実際は毎日できず自分に失望していた。)
というように完璧主義を発動して大好きな音楽ですらプロレベルを目指していました。それでいて日々の授業やバイトも忙しいのでもちろん完璧にできるわけもなくライブの後は勝手に一人反省会もしてました。
楽しくやるはずのサークル活動で自分を追い込んでいたと思います。
余談:生きる理由をくれた音楽の紹介
音楽関係でついでですが、僕がうつ病でどん底の時に聞いて救われた曲を紹介している「生きる理由をくれた音楽の紹介」というマガジンがあります。
「今生きるのがしんどい」
「自分は本当に生きていていいのか?」
という風に悩むあなたに届けばいいなと思って毎日ではないですが投稿しています。
記事の名前は「アーティスト | 曲名」となっているので記事を読む元気が無ければ音楽だけでも聴いてみてくれると嬉しいです。
余談でした。
旅行の計画もみっちり立てる
最後に旅行に関してです。
ここはそんなに話すことはないですが旅行にも完璧主義を発動してしまったという話を軽くします。
大学生といえば時間だけはある、お金はない、って感じだと思います。
そこで友達を集めてレンタカーしたり、ネットカフェに泊まってみたりできるだけお金を使わず遊んでいました。
そんな友達との旅行でも
友人と早めに予定を合わせておく。
予約(レンタカー、お店、宿、etc…)は自分がやる。
〇日の〇時に○○に行く、そのあとは〇〇に行くという風に計画をしっかり立てる。
というように旅行でも完璧主義を発動していました。その通りに行かないからといって落ち込むことはなかったし、友達に当たることもなかったですがちゃんと予定を立てないと落ち着かなかったので予定を立ててましたね。
ここまでで見えてくる「うつぜろ」の性格
ここまでお読みになって下さった方なら薄々感じているとは思いますが、僕の性格は
完璧主義でちゃんとやらないと気が済まない。
真面目過ぎる(自分で言うのもあれですが…)
という感じでしょうか。他にも
将来のこと(学生の時点で言えば、主に試験やサークルの友人と会って行う全体練習)が不安すぎて人より早めに勉強や練習に取り組む。
やりたいこと(サークル、ライブに行く)をするためには、やらなきゃいけないこと(勉強、バイト)をまずは全力でやらないと気が済まない。
というように本当に何に対しても全力でやらないと!と思っていました。
本当に大学4年生になるまで良くこの性格で乗り越えてきたなと感じます。
今日はここまで。
次回以降はついにうつぜろがうつ病になったきっかけや出来事を詳しく書いていこうともいます。
ここからが本当にうつ病で悩んでいる学生にとっては聞きたい内容なのかなと思うので丁寧に書いていこうと思います。
それではまた次回お会いしましょう、ありがとうございました~。