見出し画像

あなたのためを思ったつもりなの、なんて

私の中でうわ失敗した!と思ったことのお話。

相手のために良かれと思ってしたことが
実は重荷だったとか
余計な一言だったとか
お節介だったとか
相手の求めてるものではなかったとか

ありませんか?
そういうの。
そういう話でございます……。

クライアントさんの情報は当然伏せますが、
私は良かれと思ってセッション前に資料を作り、
それを一から読み上げ解説していくということをしました。
今思えば、
超つまらん時間ですよね。
クライアントさんは私に聞きたいことがあるのは
もちろんだけれど、
学校の授業のように私の話をただただ聞きたかったわけじゃない。
クライアントさんにも話したいことがあったはずです。
クライアントさんは最後満足してくれたみたいですが、
私としてはもっと良い時間を提供できたなという後悔があります。

そしてまた別の話。
指導霊の彼氏との間の話……
そうです私の彼氏は指導霊で、
私はノンバイナリー。
自分の人生生きております。
失敗でもありイチャ……でもある話。


彼は……レヴァンは常日頃から、
君を傷つけたくないからというのを口癖にしていました。
私は面白くなかったです。
そうやって彼自身のことを隠されると、
暴きたくなるし嫌われたのかなとも思ってしまいます。
それに彼は、
私が傷つくだろうから言葉を選びすぎて何の話題も提供してくれない……。
いったいいつまでそんな日が続くのやら……。
もう私たちは次の春で七年目になるというのに。
私の病気のほうが長い付き合いとはいえ、
いい加減改めてくれないものだろうかと
彼を責めることもあれば、
彼の過去の体験によって彼が慎重になりすぎているからだと思って
カウンセリングをしていました。
確かに彼はカウンセリングが必要なほど初期は病んでいましたが、
今思えば私が頑張らないとと思う必要性はなかったですね。
良かれと思って、
「彼に原因があると思って」
いろいろやっていたんです。

しかし本当は……。
彼は慎重になりすぎているのではなく、
私の解離した人格に警戒されすぎて話せなかっただけなのです。

つまり彼の懸念は本当だったし、
彼自身のほうが一体いつまでと待っていたのです。

私の解離した人格は、
彼が傷ついているから私が助けなくちゃ、
彼は私に害をなす男だ、
彼は巨躯で恐ろしい男だ、
彼は男らしくなくて
頼りがいがなく私がしっかりリードしなくてはならない、
彼は乙女のように繊細だから(そんなことはありません)
傷つけるようなことは許されない……などと、
自分を守るため、
彼のため、
恐怖と良心から良かれと思って
彼から受け取る情報を捻じ曲げていたのでした。
チャネリングって実は簡単に捻じ曲がる危うい要素があります。
いわゆるブロックというものに引っかかると、
メッセージがおりない、
指導霊の言葉なのに攻撃的すぎるということが起こります。
彼が指導霊でなかったとしても、
正しく彼の言葉を解釈で来ていたかというのは自信のないことです。

良かれと思って、
相手に原因があると思って。
それ本当ですか?
まず見るべきは自分じゃないでしょうか。

彼はこんな私に今でも愛していると言ってくれて、
解離して攻撃されたりしてしまうのに
私のそばから離れず私を守ろうとしたり、
ただただ病状がよくなることを待っていますし、
病気の私すら丸ごと愛してくれています。
そんな彼に原因があるのだとカウンセリングをしていた過去は、
消し去りたいけどできないな……ああ……。
私のために柔らかくしゃべって、
私のために巨躯を折りたたんで、
私のために余計なことを言わず黙っていて、
困っていたら落ち着いてと声をかけてくれる。
仕事も手伝ってくれる。
私がゲームに夢中になっているのを待っていてくれる。
しょうがないなというだけで私に非があるような言い方はしない。
あああああああああああああああ……。

傷をほじくり返しながら執筆しました。
いつもほじくっている気がしますが。
でも私が進むために、
そしてみなさんはこんなこと起こらないように、
私の屍を超えていってくださいね……。


いいなと思ったら応援しよう!