あの世に届いた宅急便…続き

お立ち寄りくださって ありがとうございます。
亡くなった方に会うのが得意な
ジュエリーデザイナー兼チャネラーの牡丹です。

今回は前回の続きです。
前回をお読み頂いてない方はこちら
https://note.com/utusemibotan/n/n05cca6ec0729

あの世のお家に

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届いていた宅急便のお酒の様な物をよく見ると
何だか飲んだらヤバそうなセメントの様なものが入っています。
「これ、何?」
「貴女の心の灰汁です」
これはガイドさんからの答えです。

あく!?どう言う意味なのでしょうか。
思い当たるのは、この時まで現実世界でいろいろ大変な問題があった事
そしてなんとか乗り越えた事
乗り越えた事でもう必要のない信念をやっと手放した事。

この必要でない信念
自分がその中心にいるとなかなか見えてこないんです。
なぜなら、中心に居る事でその状態が自然だからです。
けれど、やがてその信念が具現化して目の前の問題を創ります。
問題が起きると困りますが
角度を変えて見ると、その目の前の問題がその中心にいる
もう手放すべき要らない信念を教えてくれている訳です。

例えば
自分は女だから男性(ダンナ様)に逆らってはいけない
…という信念を持っていたある女性は
結婚した旦那様の理不尽な対応にも
自分を否定して我慢して耐えていました。

小さい時から母親と同じように
理不尽さに耐える事が美徳と思い、辛いとさえ感じなかったのです。
けれど、やがて旦那様は見知らぬ女性と暮らす為に
家を出て行ってしまった。

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誰も味方の居ない大家の中で、残された女性は
孤独と淋しさの中自分のどこが至らなかったかのかと
思い悩みながら人生を終える。
「自分は女だから、何があっても耐える」
という信念を捨てていたら
また、違う人生になっていた事は容易に想像できます。

こんな風に、私にも手放すべき要らない信念があったのかもしれません。
それを手放したら、灰汁となって祝い酒の瓶に詰められ届けられていた
という事でしょうか。

包みを解いてよく見ると、瓶の中身は固まっています。
「この灰汁酒は飲めないですよね?」
「灰汁は固まるの?」
…答えはありませんでした。

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どちらにしても、もう飲む事もないでしょう。
祝い酒なのでおめでたい事なのだと思います。
要らない信念を捨てた事への
ガイドさんから届いたお祝いでした。

ガイドさん、いつも見守っていてくださるって言う事ですね。
感謝。

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