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【障害者雇用】どんな配慮が必要かなんて働いてみなきゃわからない!

どうも、しま子です。

障害者雇用の面接で100%聞かれるのが「弊社で働く上でどのような配慮が必要ですか」という質問…

障害者雇用は、障害のある方のための雇用枠なので、もちろんこの質問は必ずと言っていいほど聞かれます。しかし、私は聞かれるたびに毎回こう思っていたのです。

「ぶっちゃけ働いてみないとどんな配慮が必要かなんてわからないよ」って…

もちろん、これをそのまま面接で言ってしまうと終了してしまうので、就活中はぐっと堪えていましたがよくよく考えてみれば、企業によって働き方も全く違う中でどんな配慮が必要かなんて働いていく中で見つけるものでしょ!と思っていました。

ただ、この質問をする裏にはきちんとした企業側の意図があり、その人の人となりを知ることができる重要な質問なので、この質問の返しはよく考えておくのが重要です。

面接で「どのような配慮が必要ですか?」と聞かれる本当の理由

企業が「どのような配慮が必要ですか?」と聞いてくる理由は「この人は自分の障害のことをどのくらい自覚しているのか?」を知りたいからです。

例えば、私のような発達障害(ASD)の場合、仕事のやり方などにこだわりがあり相手にもその手順でやるように要求してしまったり、押し付けてしまうなどの特性があります。

なので、このような場合の配慮事項として「仕事でこだわらなくてもいい部分は教えて欲しいし、こだわりで業務がうまく進まない時は指摘して欲しい」などが見えてきます。

自分の障害特性を理解して、どのような配慮が必要かまで理解している人は普通に生活しててあまりいません。

しかし、就活の時はこのような配慮事項を考えて回答できるようにしておくだけで内定率はぐっと上がるはずです。

面倒くさい作業ですが、最低3つくらいは自分の障害特性とそれに伴う配慮事項を考えておくことをおすすめします。

内定後はどこまで企業が合理的配慮をしてくれるかがカギ

さて、見事この質問をクリアして内定にまで漕ぎ着けたら後は、どこまで企業が合理的配慮をしてくれるかです。

合理的配慮は障害者雇用促進法で守られてるといっても、企業側が全て受け入れてくれるわけではありません。

配慮できないものに関しては、理由をきちんと明示した上で当事者に伝えることできます。

後は入社してから障害者が働いていく中で、出てきた困りごとを会社がどこまで柔軟に対応してくれるのか?が長く働き続けるうえでは大切です。

障害者も、働く中で日々のモヤモヤを少しでも感じたら「自分は何にモヤモヤしているのだろう?」と考えて、早めに合理的配慮を求めるようにしましょう。

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