ASDには見た目に特徴があるのか?美男美女が多いって本当?
どうも、しま子です。
ASDは、発達障害のひとつで社会的なコミュニケーションや日常での困りごとなど生きづらさを抱える障害です。
今回は、ASDの人たちの見た目について語っていきたいと思います。
ASDのは見た目でわかるのか?
そもそも、ASDは見た目でわかるのか?という疑問についてですが、結論からいうと現段階でASDは見た目で判断できません。
医学的に明確な根拠もないですし、見た目でわかるくらいならもっと簡単にASDかどうか判断できるはすです。
しかし、世間ではASDの人は見た目に特徴があると思っている人が多く、どうにかこうにかしてASDの顔の特徴について語っているコンテンツが見受けられます。
どうして、こんなに顔で判断できると思っている人たちが多いのだろうと考えた時に、ダウン症と勘違いしている人が一定数いるからかもしれない思いました。
ダウン症と自閉症は併発することが多く、その割合は8〜18%とも言われています。実際ダウン症の人たちは、顔が広く扁平で、つり上がった眼と低い鼻があるなど明確な特徴があります。
そのような特徴から「ASDにも顔の特徴があるはずだ!」と間違った考えが広まってしまったのではないでしょうか?
特に、日本人は血液型で性格を判断したり、属性で何かにカテゴライズしたいという意識が強いので、ASDも見た目で判断できると思っている人が多いように感じます。
ASDには美男美女が多い?
ASDの人には、美男美女が多いという意見もたまに目にしますが、これもなんのエビデンスもありませんし人によると思います(笑)
ASDの人がみんな美男美女だったら、芸能界で活躍しているイケメン俳優や可愛さで売り出している女優は確実にASDということになります。
ASDと診断されている人の中には美男美女もいるかもしれないけれど、もちろんブサイクもいるわけで…この考えも偏見で当事者を苦しめる要素になりかねないので私としては広まらないで欲しい仮説です。
当事者の私が思うASDの顔の特徴って?
ここまで、ASDに表れる顔の特徴なんてないよと言ってきたしま子ですが、ひとつだけ思い当たる顔の特徴がありました。
それは「年齢よりも若く見える」ということです。
もちろん、これも医学的に明確な根拠があるわけでもなく、ある意味偏見なのですがまぁ最後まで聞いてください。
ASDの人って感情表現が乏しくて、あまり笑わないという特徴があるんですよ。幼少期もあやしても笑わないといった特性も見られます。
そのため、顔に現れる特徴としてほうれい線や目尻などに笑いジワがつきにくく、シワが少なくて年齢の割に若く見えるのではないかという仮説です。
ASD当事者である私も無表情なので「何考えているのかわからない」と言われることも多いです。そして現在30代ですが、20代後半くらいに見られるのであながちこの仮説は間違いではないのかなと思います。
まとめ
ASDの人に共通する顔の特徴は、ありません。そして美男美女が多いという定説も微妙です。
ASD自体、症状も特性の表れ方も一人ひとり違うので、顔の特徴で一括りにするのも違うのかなと思います。
ASD当事者としては、顔や見た目で判断されるよりも中身を見て欲しいというのが本音ですね。
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