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障害者であることを恥じるな

どうも、しま子です。

最近、障害者就業・生活支援センターという福祉サービスに登録しました。

このサービスは、障害者の自立した生活を支援するためのもので、障害者であれば誰でも登録可能です。もちろん精神障害者や発達障害も支援の対象になります。

センターは全国に設置されており、厚生労働省に一覧でまとめられています。

で、今回私がなぜこのサービスに登録したかというと、いざという時の保険です。私はフリーランスなので自由な働き方ができていますが、いつ仕事がなくなるのか、またいつ体調が悪くなって仕事ができなくなるかわかりません。

そんな困った時のための相談先として、今のうちに登録しておこうと思いました。

正直、数年前まではこんな福祉サービスに頼るなんていかにも障害者みたいでカッコ悪いと思っていました。

しかし、社会で生きていく以上こういった福祉サービスに頼っていかないと、自分にとって有益な情報を逃してしまうのではないかとも思いました。

例えば、障害者になる前までは障害年金の存在すら知らなかったし、自立支援医療制度があることも知りませんでした。しかも、こういう制度ってなかなか他人は教えてくれないんですよね。

だから、制度を知っているのと知らないのでは選択肢の幅も広がるし、一人で悩みを抱えなくても済むことにつながります。

だから私は今回、障害者就業・生活支援センターに登録してみることにしました。

ここは、あらゆる障害者の悩みを聞いて自治体と連携して問題を解決してくれるサービスです。だから、私たちが知らない制度とか自分に合った働き方を提案してくれます。

障害者の人って、自分が障害者であることを恥じている部分があります。だから必要な制度を積極的に受けられずに、何年も社会から遠ざかってしまったり、引きこもりになったりしてしまう。それって、本人も周りの人も辛い時間を長く過ごしてしまうことになります。

私も、かつては福祉サービスに頼ることを恥ずかしく思っていましたが、必要な福祉を受けるためにはそんな恥じらいやプライドは、捨てた方がいいと最近では思うようになりました。

そもそも、障害は恥ずかしいことではありませんし、なりたくてなったわけではありません。だからもっと、頼れるものには頼ってSOSを自分から発信して行動していかないと必要な福祉には繋がれないんだと思います。

皆さんも、障害者であることを恥じることなく誰かに助けを求めてみることで、道は開けるのかもしれません。

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