みこたんの読書

いつ頃からだったかな。
小学校1、2年生だと思うけど、本を読み始めた。図書館が近くになかったので、隣駅まで電車に乗って通った。
読んだのは江戸川乱歩。ミステリーにはまった。次々に読み進めた。多分読んでいないのはあまりないと思う。

そして中学生になると、少し難しいものに移った。横溝正史だ。
これまた図書館に通って借りまくった。夢中になった。

高校生になると、松本清張にのめり込んだ。でも、純文学も読むようになって、国木田独歩とか夏目漱石とか有名どころをあさるようになった。
勉強はろくにせず、試験前も勉強に身が入らず本ばかり読んでいた。

大学時代はミステリーは保留となった。一応文学部だったので、ユゴー、ドストエフスキー、トルストイ、吉川英治、山本周五郎などなど、名著といわれるものを読みあさった。

でも、私は読むのが遅いので、冊数にしたらそんなにたくさん読みこなしたわけでもないと思う。
高校、大学時代は読書ノートをつけていたが、それ以外は読んだ記録がないので自分でもよくわからない。

社会人になると、仕事が超多忙で休日は疲れ切って寝ていることが多く、めっきり読書できなくなった。ずいぶん長いブランクができてしまった。

7年前に前の家に引っ越しをした。ウツで調子悪いのに引っ越し準備に忙殺され、必死にがんばった。引っ越し後、ある程度片付けが済んだところで、疲れがドッと出て、ウツがひどくなった。
そんな時、ふと本でも読もうと思った。その時手にしたのが東野圭吾だった。やっぱり私はミステリーなのだ。
あまりの面白さに片っ端から読みあさった。たぶん当時発刊されていた作品はほとんど読んだと思う。

今はウツだと本を読む気力さえなくなるのだけど、その時は他のことはできなくても本だけは読めたから、苦しさから逃げるように読書に没頭した。
東野圭吾を読んでしまうと、アガサクリスティーなど海外の作品にも少し手を出した。

今はなにかと忙しくて、なかなかゆっくり読書できないけど、また落ち着いたら、積読してある本を読み進めていきたい。

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