浪費して意欲を高める
最近になって浪費するようになりました。
浪費といっても、必要な日用品や衣料品を買い揃えていくだけですが。
現大学4年生の人間にありがちなのが、
「なんか知らんけど金だけ持ってる」現象です。
旅行にファッションにとうつつを抜かすはずの大学1〜2年生をひたすら自粛生活とバイトで乗り切った結果、その貯金がまだ余っているわけです。
かくいう僕も今、それなりに貯金を抱えています。
一方でこの貯金のせいで、なんとか節約してこの金を死守していかないと、という強迫観念に駆られ、普通の消費活動ができなくなってしまっていました。
服を買おうにも、まあ自分はファッションに興味なんかないからとなるべく安い服をGUで買う毎日。GUだとズボン (パンツって言うのか？) も上 (トップス？) も1,000円台で買えてしまいます。それなりにデザインがしっかりしているやつもある。せっかく京都にいるのに、古着屋に入ったことなどただの一度もありません。
友人とラーメンを食べに行っても、シンプルな一番安いラーメンしか食べられない。他のみんなはシメのご飯を頼んでいたりするのに、こちらは一人、少しばかり満たされない腹をカップの氷で誤魔化そうとする始末。
こんな生活が続いていた中で、先日両親から衝撃の宣言を口にされました。
「家のお金が、やばい」と。
父はもうそろそろ還暦、定年退職の時期。65までは仕事を一応続けられるそうなんですが、退職後というのはあってだいぶお給料が減るそうで。
しかも僕には1個上の姉がいて、こちらが現在大学院生。少なくとも来年度いっぱいは学費が2人分発生することになる、というのを受けての判断みたいです。
具体的には来年度の学費を少々自己負担、昼食・夕食の補助を一部撤廃、月毎の小遣い (これに関してはいつまでもらってるんだって話かもしれませんが) の撤廃が言い渡されました。手痛い。
ちょっと早計すぎる気もしますが、判断が早いに越したことないのは鱗滝さんから学んだつもりです。渋々ですが僕は飲むことにしました。
その流れで今、浪費してます。
頭がこんがらがるかもしれませんが、これは自分のためです。
金を使うと不安になります。
このままだと、一文無しになってしまう、と。
これが努力の根源になると思うわけです。
note以外にもまだまだやりたいことがたくさんあります。
学生の間に、それを一度経験してみたい。
コロナ禍で何もできなかった自分の埋め合わせをしたい。
これまで忙しさにかまけて実現できていなかった自分に終止符を打ちたい。
noteも毎日投稿という強制力でなんとか続けられている状態です。
今こそ次の一手を。
というわけで、とりあえず浪費をしてみているんです。
これが正解かどうかはまだわかりません。
浪費をするとミスもします。
でもそれすら意欲に変えられると気づかされました。
昨日は研究室終わりにパソコンケースを買いに行きました。
なんかちょっとでかいなと思ってたんですが、帰って試し入れしてみると案の定、Macよりもよっぽど大きい。しかもリュックに入るかどうか、微妙なレベル。
買ったその時にパソコンの入ったリュックを背負っていたというのに、なぜ気づかなかったのかと落ち込みかけましたが、ここはひとつ、発想の転換。
もういっそ、でかいリュックを買っちゃえばいいじゃないの、と。
結局現在のリュックに入るサイズだったので事無きを得ましたが、仕方のないことにキレるのではなく、諦めて次の策を講じる姿勢は大事にしていきたいですね。
わりと頑丈なのであと数年はもちそうです。
今ほしいものはとりあえず、サンポーの焼豚ラーメン。
あとは最近1個ダメになっちゃったんで、バイト用の革靴とか。
財布とか。革ジャンとか。無印の人をダメにするソファとか。
いつ揃えられるでしょうか。
買う必要のあるものが買えてない時点で、まだまだ浪費できてないですね。
もっと消費活動、頑張っていきますよ。
おわり。
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