「僕の心のヤバイやつ」の魅力‼︎
現在アニメ2期が放送中の「僕の心のヤバイやつ」、みなさん知ってますか?
中学2年で厨二病を拗らせている主人公・市川京太郎と、中学生にしてモデル活動を行っているクラスメイト・山田杏奈との甘酸っぱい恋模様を描いたラブコメディです。
少し前にnoteにも書いたんですが、なんとなくの思いつきでアニメを見てみたらめちゃくちゃ面白くて大ハマりしています。今はアニメ2周目をしつつ、原作漫画も2周目してるくらいには好きです。マジでおすすめなので今回はその魅力を徹底解説したいと思います。
魅力① 中学生ならではのストーリー
ラブコメというと高校が舞台のものがメジャーですが、本作ではあえて中学生としていることで他の作品とは違った良さが見えると思います。
とりわけ目立つのが、男子生徒の精神性。エロいこと考えて下ネタばっかり言ってる(自分もそうだったような気がします)中学生男子の「実|《じつ》」がありありと描かれていて笑えてきます。少し精神年齢が上の女子生徒らがそれをいなしている感じもリアリティがあります。
こと主人公に関しては、周りとの自己嫌悪に陥っていたり、口に出さなくても思っている心情吐露の描写が多かったりと、男子の中では少し精神が成長しているように感じられます。実際、自分が中学生の時もそういう人いたなぁ、と昔を思い返しながら見られるのがまたいいですね。
魅力② ヒロイン!!!
ヒロイン、山田杏奈のビジュがいいです。とにかく。
原作でもアニメでも、回を追うごとによくなってるように感じるのは、愛着が湧いていくからなのかはたまた実際にそうなのか…彼女の人柄も手助けしているのかもしれません。
アニメでのCV. 羊宮妃菜さんも、これ以上ない配役と言っていいと思います。若さのある、山田そのものを写したような声が魅力的です。
スタイル抜群、でもいっぱい食べる、嘘はつけない優しい子で、ちょっぴり天然。男の理想を詰め込んだようなその設定には作者の「癖|《へき》」が見えます。悶絶必至の男性も多いのでは…?
魅力③ 物語の作り方
これはあくまで個人的な感覚ですが、続き物の話の作り方が綺麗で気に入っています。何回もアニメや原作を読みたくなってしまうのは、登場人物のビジュアルや設定というよりもストーリーの良さが気に入っているからでしょう。
本作では、全体的に話が課題を解決する流れで進んでいるように感じます。
詳しくは以下のような流れ。
淡々と日常が流れていくのではなくて、主人公が幾つも壁を乗り越える中で周りとの関係も変化していくような、能動的なストーリーになっていると思います。
具体的にはこんな感じ。
さらにこの一連の流れの中に軽く伏線を張っていき、それを少しずつ回収していく。単調にならないので見ていて飽きないわけです。
それからこれはアニメを見ているときには気づかなかったのですが、原作漫画を読み始めたら各話の最後にもきっちりオチがつけられていて満足感があります。詳しいことは自分もよくわかりませんが、ストーリー作りに重きが置かれているんでしょう。
さらにさらに、「キレイな流れ」も重視されているように感じられます。
キレイな流れというのは、ストーリーとして無理のない、「普通ならこう進むよね」とか、「こう進んだらアツい」というような展開のことです。
具体的にはこんな感じ。
納得できる展開が多く、毎回ワクワクさせてもらってます。
現在も連載が続いています。今後どう転んでいくのか、すごく気になります。
というわけでめちゃくちゃ面白いので、ぜひ見てみてください。
アマプラでアニメ1・2期配信中です。漫画はヤングチャンピオン公式のものが無料で読み進められておトクです。
おわり。
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p.s. 桜井のりお先生、名前で勝手に男性だと思ってましたが女性でした!思い込みはいけないですね…
この記事を書く上で調べてみたら発覚したので書き残しておきます。