鼻につく文章は「〇〇を書きすぎている」
いつまでも文章が、上手くならな〜い!!
とか言ってちゃダメです。変わろう。
「毎日書いてるからすごい」んじゃないんですよ。
毎日、何かしら改善を続けながら書かないと、それはただの足踏みでしかありません。
腕を振って、足を上げて、0、ゼロ、零、zero。
幸せは歩いてこない。
鼻につく文章というのがあります。
読む気の失せる、冗長に感じてしまうもののことです。これには法則性があります。
これからビシバシ書きますが他人を批判したいわけでは (あまり) ないです。
というのも、僕の文章もけっこうなものが鼻につくので。言うなれば戒めです。
さらっと言いますが、鼻につく文章の特徴は「著者たる自分の主張が強すぎること」です。
もうちょっと噛み砕いて言うと、自分のことばっか話すなよ、という意味です。
昔読んだ記事に確かこんなことが書かれていた気がします。
「有名人でもない限り、あなたに興味のある人なんてまずいませんよ」
そこそこ辛辣なコメントだったので、当時頑張って () 執筆をしていた僕にはかなり響きました。「いや、そんなこと言われたって、自分のこと書くしかない時もあるじゃん!」と、半分ムキにもなった気がします。
この人の言葉の強さにはちょっと問題があるのかもしれませんがそれはさておき、ある意味でこれはきちんと的を射ています。
「日記なら自分の主張が多少強くても仕方ないのでは?」
かつての僕と同じ考えに至る人も少なくないでしょう。
しかし、よく考えてみてください。
名だたる著名人の書くエッセイ、少しでも読んだことがあれば、思い出してみてください。読んだことないならnoteで調べて読んでみましょう。
別に著名人であろうが、自分のことをひけらかして書いてないですよね?
それよりも、自分の身の上によって気がついたこととか、学んだことといったような「心の動き」がベースになっているはずです。
つまり大事なのは自分のことを書かないことではなくて、話の軸は「自分」ではなく「学び」にしようね、ということなんです。
だって自分のことだけ書いてても、他の人は面白くないじゃないですか。
「実はエベレスト登頂したんですよ!すごいでしょ!ね!ほら写真、みて!これが世界最高峰ですよ!」とか言っても、何の面白みもありません。
周りの人が知りたいのは登頂において感じたこととか、人生観が変わったとか、ハプニングにどのように対処して何を学んだとか、そういうのじゃないですか。
「エベレストに登れないけど、この人の気づきから自分も何かを得たいな」って思うわけじゃないですか。
鼻につく文章をやめよう。
自分のことも大事です。でも一番は、誰にとっても意味のある文章を。
世間に発信するということは、そういうことです。
責任感をもって執筆を。
うつろでした。
2024.08.14 いい感じ