亀山卓郎の「ゆる中学受験」を読んでみた
こんばんは!
小学生ママでもある、眼科医でコーチのmayuです。
今日はお休みだったので、家で論文書きながら読書したりコーチングしたりしていました。
今、プライベートでは子どもの中学受験塾選びで色々と悩んでます。
一般的には、小3の2月からカリキュラムが始まることが多いので、それに向けて冬期講習あたりで塾を選ぶのですが、
私の中で色んな疑問点があるんですよね。
例えば、医師としては小学生が睡眠削って勉強したり、夜遅くまで塾通いするのは反対だったり、
それで培う能力って、残業力みたいなものじゃないかと思ってしまったりするんですよね。
私も、中学受験生だったときは夜22時台まで塾にいた人でした。授業が終わってからも質問や自習で残り、父親に車で迎えに来てもらっていたんです。
誰に促されるわけでもなく、それが私の普通だったんです。
確かに成績は安定するし、いい事ずくめだと思ったのですが、同時に大事なことを失っていたことに気づけたのは大人になってからでした。
睡眠の大切さや、小学校高学年で勉強だけでなく人間性を育てることが大事だったこと、そんな当たり前のことに気付けなかったことを今でも後悔してるんです。
だから、子どもには100%受験にかけるのではなくて、きちんと人として成長していってほしいと願っています。
その気持ちを代弁してくれたのが、この「ゆる中学受験」でした。
最初は内容も知らなくて、たまたまAmazonで見かけて注文しただけでした。でも、読み進めるうちに、私の奥にあるもやもやが解決されていくのが分かりました。
もう時効だと思うので言えますが、私自身はとりあえず一週間の流れに乗って受験勉強をして、そのまま入れるレベルの学校に入ったので、無理してチャレンジ校を目指した経験がないのです。そのため、どうも小学生が無理をするのがピンと来ない。それによって伸び切ったゴムみたいになる子もやっぱりいるんだということがこの本から分かったのと、大量消費型の詰め込み教育の時代錯誤感についても納得の行く内容でした。
難関校狙いの魅力は分かるのです。
でも、その過程で大切なものと引き換えにせず、本当に大切なことは何かと考えながら自分を伸ばしていけるのが理想。
中学受験が通過点、というのはそういう意味なのかなと思ったりします。
中学入学後に楽しく生活して、人間性を高められるようにしていけたらいいなと思います。
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