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「自立とは依存先を複数もつこと」というのは意外でしょうか?

眼科医コーチmayuです。コーチングプレイス認定コーチをしています。

先日、依存について話をしていた時に、私が何気なく

「自立とは依存先を増やすこと」とも言いますからね~、

と言ったところ、大変驚かれました。

あれ、そんな言葉がなかったかなと思い、調べてみたところ、

これはもともとは熊谷晋一郎さんという小児科医でありご自身も脳性麻痺であるドクターの言葉でした。→

障がいを持つ人の自立という言葉と一般的に語られる「自立」はやや重なるも、完全には一致しないかもしれません。しかしながら、この言葉を聞いたときに、私はものすごくしっくりくるものを感じました。

なぜなら、私も何かに「依存」していた時期をしっかりと記憶しているからです。


例えば、彼氏に依存して「メールが返ってこない」とイライラしたり。

友達に依存して、毎日電話して時間を奪ってしまったり。

良くないと分かっていたのに、それを自分でやめられなかった。


いつのまにか、何かに依存するということもなく過ごせるようになっていました。どうしてかな?と考えると、

やりたいことも増えて色んな顔を持つようになったから

なのかな、と思いあたったのです。


【私の持ついろんな顔】

●コーチ(コーチングプレイス認定コーチ)

●眼科医

●一児の母

●楽しむ自分


もしかしたら、この中で「楽しむ自分」というのが効いているかもしれませんね。

仕事、家庭、自分。

この3つのバランスが良くて、くるくる歯車が回ることで人生が前に進んでいきます。


自分を自分で楽しませることができる

そうすることで、恋人や友達への依存は避けられるように思います。


また、収入の依存先という意味でもこの言葉は時々使われます。

会社に依存してしまうと、その会社が潰れたら困ってしまう。けれども、副業があったり、すぐに転職できるように準備がなされていたり、不労所得があったりすると生きていけるよ、ということ。または、公的な援助だって、立派な依存先になります。


いずれにしても、

何にも頼らずに一人で何でもするのが「自立」ではなくて、一つ一つの脚に負荷がかからないレベルに寄りかかることができたら、何本か脚が折れても大丈夫で、それで「自立」と言っていいんだ、と思えばずっと楽に生きられるようになるんじゃないでしょうか。


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