【23日目】見知らぬ世界を願って
執筆者 Taka
BBに引き続き、記事の投稿が遅れてしまいました。BBと同じ理由にはなってしまいますが、単純に忙しったことが理由になります。自分としては焦って適当に書き上げるよりかは、時間のある時に、ゆっくりと書くほうがいいのではないかと思っていたのですが、リーダー(一応)國井は認めてくれないようです。僕たちの中では、リーダーの指示は絶対なのです。リーダーが「空が赤い」と言ったら、空は赤くなるのです。
お二人は、大学受験などの勉強に関して、議論を深めているようですね。なるほどと思うことや「うーん」なんて思いながら読んでみました。
僕の意見
正直、僕の家は貧乏と言われる家庭でした。その原因はいくつかあるのですが、笑い話にできる原因は、「ハトレース」ですかね。最近、ヒルナンデスでも取り上げられていて、すごく魅力的な趣味として解説されていました。僕としては家庭を壊した忌々しい「ハトレース」なのです(笑)。まあそのハトレースで2000万円の借金ができたんですね。まあそんなことなどがあり、僕の家は貧乏でした。
僕は中学生の頃から、親戚の居酒屋やうどん屋でアルバイトをしていました。親戚なので、アルバイトとしてではなく、お手伝いのようでしたが、給料をもらっていたので、形態はしっかりとしたアルバイトでしたね。今だから、言える話ですね。あとは花屋でもアルバイトしてました。中学生の頃にこのような働くことを体験できたのはいい経験でした。
アルバイトや部活をしながら生活を送っていた中学生の私は、将来に対してあまりいい希望を持てていませんでした。まず、将来を考える余裕がなかったんですね。だから進路を決める時、僕は全く志望校を決めることができませんでした。なので、一番近い学校に行くことを決めました。
僕は中高の定期テストなどでいつも学年3位いないをとっていました。國井くんの言うところのクイズ化した日本型教育に救われたのが私でした。意義やその先にあるものなんて気にせず、教科書に書かれていることを答えるだけで高得点を取ることができた。
そして、いい成績を修めていたおかげで、上位国公立に入ることが出来、ある程度の就職先も見つかっています。
クイズ化した日本型教育は僕にとって社会階層を駆け上ることを容易にしてくれたことを伝えたいのです。中高と部活、アルバイトをしながらも、私の家庭条件を克服することが出来た経験から、日本の教育を批判する側に回ることを拒否する自分がいます。
もし、もっと質の高い勉学を要求されていたら、私は社会階層を登ることはできなかったのではないかと思います。
心から日本の教育を賛辞するわけではない
ここで、一つ問題があると思います。僕は、今の日本を教育をうまく利用することが出来ましたが、出来ない子もいるということです。
この一次関数ができないと=学校の勉強ができないと人生詰みでしょ、みたいな中学生が多いと私は学習塾で感じています。日本教育のここに問題があります。別に数学の連立方程式ができなくても、人生の行末なんて決まらないのに。生徒たちは学校の勉強ができないことにコンプレックスを抱いていたり、そのことによって自分に自信を持てない子が多くいます。
子供たちにとっての学びの世界に学校の勉強しかない、この状況はまずいのでないでしょうか。
僕だと、漫画が世界を広げてくれた気がします。あとはゾロリですかね。
生徒たちからよく親から「漫画を読むな、ゲームをするな、馬鹿になるぞ」と怒られたという話を聞きます。
サブカルからも学べることがある、自分の世界を広げてくれるものがあると私は考えています。今ではネットの世界でも自分の世界を広げることは可能ですね。
不登校の生徒に対しても、学校の世界か他の世界かの二択を迫る教育、どっちの世界にも足を突っ込み、いろんな世界をしれる教育に私はなってほしい。
図書館の本を読むことも漫画を読むことも好きな音楽を聴くことも二次関数を学ぶことも第二次世界大戦の経緯を知ることもエヴァを見る子も世界を広げる上では一緒であってほしい。
悲報
僕たち「あまりもの」は6月17日をもって解散することになりました。それ以降の活動がどうなるのかはまだわかりませんが、少し寂しいですね。どうにかして、僕はこの「あまりもの」の再生を実現させたいです。