唯一無二のエメラルド【東京のりもの散歩~いちょうマークの車窓から27】
日暮里・舎人ライナーは交通局が運行する新交通システム(動輪にゴムタイヤを使用し、コンピューター制御で無人運転を行う略称AGTと呼ばれる交通システム)で、日暮里から埼玉県境に近い見沼代親水公園までの約9.7キロを結んでいる。開業当初はクロスシート(進行方向に対して直角に設置された座席)が主体の300形車両12編成で運用が始まり、乗車人員の増加とともに300形は現在16編成まで増えている。2015年度には車体を軽量化して全席ロングシート(進行方向に対して平行に設置された座席