うとQブログ「一」
2020/8/3-2
(うとQブログ「一」)
「人の不幸は蜜の味」
この言葉は世界のどこでも同じなのだろうと思っていたのですが、最近どうやらそうでもないらしいと思い始めました。
一方、我が国の社会を表す言葉に「村社会」という言葉があります。構成の中核にあるのは「村八分」の心理。
要するに異質を排除する。異質扱いされる恐ろしさを十分に感じさせて同質である事を強要するとでも申しましょうか。
以上の二つから想起される言葉があります。
「横並び」
人の不幸の件では、相手が自分より先、又は上に行く事への不快感。それをこちら側は何の努力もせず、相手側から自己崩壊して、自分と同じ位置、又は後方に下がる事に対する快感意識。簡単に言うと自分の位置まで引き戻そうとする心理。
村八分の件では、例えばイラストで説明すると、外国では、複数人グループの島があちらこちらに点在している絵になりますが、我が国では99人がぎゅうぎゅうにつまっている島と、一つだけ離れた処に一人だけいる島がある絵姿を想像すれば理解し易いかもしれません。
これらから浮かび上がる漢字があります。
「一」 です。
横並び「一線」と離れ小島を認めず「一島」であろうとする心理を表す漢字が「一」
「一致団結」「一丸となって」「一糸乱れず」
これって何となく「一〇独裁」を連想させるような。
国からよりも国民自身による「相互監視社会」
そう換言した方が妥当かもしれません。
代表例として「自粛警察」とか。
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