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2023/2/25(うとQ世話しお知らせ2023 /3/10「原稿用紙3枚以内掌編小説シリーズ 205内 新々シリーズ 混戦模様シリーズ41「知らぬ間にどうしても脱線気味になる一般ピーポー的我が家の話」(A story of little bit unconsciously falling into out of on rail running mode“ordinary people” our family.)の発売

2023/2/25(うとQ世話しお知らせ2023 /3/10「原稿用紙3枚以内掌編小説シリーズ 205内 新々シリーズ 混戦模様シリーズ41「知らぬ間にどうしても脱線気味になる一般ピーポー的我が家の話」(A story of little bit unconsciously falling into out of on rail running mode“ordinary people” our family.)の発売
●案内文(本文、序からの引用) 
「芭蕉の俳句が手本。このコンセプトを活かし、今少しガイド的な言葉添えをした新しい表現形式が出来ないものか?」
で、今回からその訓練がてらに掌編小説を原稿箋3枚以内で書き表すトライアルを始める事に致しました。

●2023/2/25本日のオマケ記事
本編は原稿用紙3枚以内掌編小説シリーズ内、新々シリーズ「混戦模様」シリーズとなります。
本書は新々シリーズその41、通しNoでは205でございます。

2023/2/25-2
(オマケの英語教室Suddenly came out, unexpected discovery. So, so long, long, far, far way)
英文訳をしていて、ハタと困ってしまいました。
困った理由は「関西弁とか九州弁の雰囲気をどうやって訳せばいいのか?」
でした。
自分は時と場所、シーンに応じてこれらの方言を切り替えながら多用しております。
邦人にはそれらの方言が醸し出す違いが特に説明もいらずに分かって戴けていたようなので、その運用に当たって、受け側が理解しているかどうか等は殆ど気にもしておりませんでしたが、外国人さんにはそれ、詰り面白みだとかお可笑しみ等今迄自分が書くに当たって可成りの比重を置いてきた工夫や気合がまるで伝わっていない事に、英訳してみて突如気付き、愕然としてしまいました。
「OMG!! なんてこった。さて、この違いをどう表現(訳)すればいいのか?」

と、その前に又々ある事に気付きました。
それは
「そういえば邦語には男言葉と女言葉がある。外国語に男性名詞と女性名詞があるのとは全く違う。外国の言語のそれは、その名詞自体が男性(名詞)なのか女性(名詞)なのかを単に区分けしているだけなのに対して、邦語のそれは話し方そのものがまるで違っている。こんな言語は滅多にない」
「他にもお上と一般ピーポー、爺さん婆さんとお子チャマとで話し方が違う場合もある。なので、逆に邦語は話し方を書けばいちいち付加的に説明しなくても凡その性別年代が分る。外国語はそれでは全く分からず、書き言葉なら話者に関して補足説明が必要になるし、そんな説明がいちいち施されない話し言葉でなら話の中身で聞き分けるしかない」
何と言う事でしょう。
ここで痛切にわかったのは
「英訳は単に正しく直訳しさえすればいいと言ったような代物ではない」
事でした。
翻訳上、結構大きな問題にあたってしまったような気が致しました。個人的には。
当然現時点、全く「解」の手掛かりは御座いません。
此処からは推測になりますが、我々日本人は無意識にその違いに迄思い当たり、却ってそれが一本に絞られている英語に戸惑って話せなくなっている側面もあるような気がして参りました。簡約すれば多→1とは思わず、無意識に邦語の多→相対する外国語の中の多、しかし現実には「ありもしない、外国語の中の多」を求めてさまよっている様な。
しかし日本語の持つ面白さを外国の人に分ってもらうためには、逆に「そのありもしない多」をなんとか見つけなくてはならない、という事でもありそうだ。
今迄、英語学習に於いては難しい方向、アカデミズムには進まず、却って簡単な方に踵を返した方が得るものが大きい、と言う論調であった自分が、まるで逆の結論を得るとは。
我ながら、実に意外な発見でした。
英語がかなり理解できる様になったと「いい気になっていた自分」は、突如激しい恥ずかしさに襲われました。

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●発売日:2023/3/10
●無料購読期間:2023/3/12~2023/3/16
●定価:99円

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うとQ
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