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にしざわ、働きます!

突然ですが、今年の4月から人生で初めての会社員生活を始めます!福井県越前市の市役所職員になります。

そもそもなぜフリーランスをしていたのか

ちょうど1年前にこれまでの人生を振り返る記事を書いていたので時間があれば読んでみてください。

僕もこれを改めて読んで思ったのですが、特別に力強い動機でフリーランスっぽい生活を選んでいたわけではないんですよね。
もちろんその時々の仕事に全力を尽くしてはきましたが、別にフリーランスっぽいものでなきゃダメなことは全然ないんだなあって。

例えばカレー屋という仕事は、めちゃくちゃ楽しいし、ちょっとは向いてると思うし、続けようと思えばずっと続けられる気がします。
だけどこれって「人の役に立つ」仕事ではないよなあ?って。「人を喜ばせる」ことはできるけど、もっと「人を助ける」仕事がしたいなあって考えるようになりました。

これはもちろんカレー屋さんや他のお仕事のことを否定しているわけではありません。ただ自分の中で、「自分の好きなこと」や「自分が幸せであること」に対する渇きが満たされてしまったような感覚がありました。一旦自分のことはもういいので、お願いだから社会の役に立たせてくれ!って感じです。

いつから就職のことを考えていたのか

就職活動を始めよう!と決意したのは2021年明けてすぐです。めっちゃ最近。思い立ってから内定をもらうまで約1ヶ月半のスピード就職でした。

けれど就職するための準備が整ったという感覚は1年くらい前からありました。旅人コミュニティ、いなフリ(現ワークキャリア)RENEW、大学生のときの自分には想像もできないほどたくさんの人たちと出会い、様々な考え方に触れ、自分のことや自分の考えを自分の言葉で話せるようになっていたのです。

実は半年くらい前から「そろそろ就職かな」と口にしていたのですが、当時は誰も信じてくれませんでした笑

なぜ市役所を選んだのか

正直に言うと、人に相談したときに提案してもらった候補の中で唯一ピンとくるものが市役所だったんです。めちゃくちゃ抽象的な言葉になりますが、手触り感のあるまちづくり業務が(将来的に)できるのでは?と思いました。越前市はいいまちです。あと飽き性なのと、興味の範囲が広すぎることもあって、あまり良く言われない異動をポジティブに捉えられました。

参考になるかはわかりませんが、この1ヶ月半の就活記録を以下に共有しますね。ちなみに市役所以外はエントリーシートの提出までしか進んでいません。(2/18現在まだ返事が来ていない)(書類が通ってもお断りしようと思っている)

2021年1月上旬
『科学的な適職』を読む
日本仕事百貨の求人を眺める
・気になった地域おこし協力隊の募集2件に問い合わせをする

2021年1月中旬
・理想の働き方について資料をまとめる
・資料をもとに知人に相談する
・越前市役所にエントリーする
・協力隊2件のうち1件だけエントリーする

2021年1月下旬
・協力隊と市役所のエントリーシートを執筆する

2021年2月
・市役所の書類審査が通り面接が決まる
・9日に面接をする
・16日に内定をもらう

これからどういう風に生きていきたいのか

これまで高知やら京都やらいろいろなところに住んできましたが、実は一度も住民票を静岡の実家から動かしたことがありません。まだシェアハウスから引っ越しはしませんが、いい機会なので住民票をひとまずこっちに持ってこようと思っています。

住民票なんて書類上のものでしかないと思っていたけど、いざ動かすとなると、自分と福井の距離が近づく感覚がします。面白い。もっと社会(福井)と自分を接続させる暮らし方がしたいですね。

ここだけの話、市役所は受からないと思っていました。もしダメだったら福井を離れる可能性もあるなあ、けどそれはけっこう嫌だなあという思いがありました。福井で暮らした1年半、いつの間にかこのまちとこのまちの人たちのことが本当に好きになってしまったみたいです。これからもいろんな人たちと出会ったり別れたりしながら生活をしていきたいです。

あ、カレー屋はこれからもなんらかの形で続けていきたいと思っています。まだあんまよくわからないけど利益を取得しないような形にすればよさそう?幸い越前市役所は職員の副業的な活動に寛容な職場です。営業活動は一旦お休みしますが、またどこかで僕のカレーを食べてもらえるとうれしいです。

どうぞこれからも、にしざわゆうとをよろしくおねがいします。

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