推しのことをゆるゆる語ろうの会
まえがき
皆さんは「推し」と呼べる存在がいますか?
私は幼いころからオタクの道を歩んでいるのですが、未だになかなか「推し」という言葉を咀嚼できずにいます。
今私が主に応援しているのは「ナポリの男たち」と「Crazy Raccoon」の皆さんです。かたやゲーム実況者、かたやプロe-sports選手。二次元の大好きな人たちは「推し」と呼ぶのに抵抗はないけれど、生身の人間に対して「推し」という言葉を使うのは躊躇してしまいます。
じゃあ、どう表せばいいのか。大好きな人というには照れ臭いし、応援している人というには少し物足りない。しっくりくる言葉を見つけられずにいます。
そんな私の、いわゆる「推し」について今日は語ってきたいと思います。
生身の人間って奥深い
私はもともと飽き性で、熱しやすく冷めやすい。オタクとして道を歩み始めた時から同じジャンルにとどまることはなく、興味の赴くままに基本的に二次元のいろいろなジャンルをさまよってきました。そんな私がもう6年も応援しているグループがあります。それがナポリの男たち。
彼らとの出会いはニコニコ動画のランキングから。ラジオのランキングにいつもいる「ナポ男たちのクリスマス色男選手権2016」やch放送にこの人たちは何者なのだろう……と疑問を持っていました(ちなみにナポ男たちのクリスマス色男選手権2016は初見の方にはお勧めしません)。そう思っている最中、当時よく曲を聴いていてTwitterもフォローしていた米津玄師さんがナポリの男たち二周年記念放送についてツイートしていて、それで興味を持った私はその配信をちょこっと覗き、そのあと動画を古い順に見始めました。
そこで出会った動画で私はナポリの男たちに一生ついていく覚悟を決めます。その動画が【実況】ポケットモンスターGTAの世界へようこそ! part1。
面白くて面白くて文字通りお腹を抱えて笑いました。人生で一番笑った瞬間は間違いなくこの動画を見ているときです。
それをきっかけに全動画を視聴し、ch会員(通称550円)となり、各メンバーの個人実況動画も見漁りました。ナポリの男たちの個人的に一番素敵だなと思うところは自分の生活スタイルや優先順位に合わせた様々な推し方ができるところです。動画の投稿頻度が緩やかだから追いやすいし、たとえ忙しかったり、気力が無かったりして配信や生放送を見逃してもアーカイブを残してくれるから置いて行かれる、追いつけなくなる焦燥感や罪悪感を覚えないでいられる。だから自分が望む形で長く緩やかに好きでいられる。
私にとってナポリの男たちはずっと好きでいなければならない、配信は全部追わなければいけない、お財布が許す限りお金が払えるコンテンツにはお金を払って全てを知らなければ真のファンではない、そういった一部で蔓延る堅苦しい凝り固まった固定観念を打ち壊してくれた救世主のような存在でした。ナポリだけに集中して楽しむもよし、好きな音楽をかけながらドライブを楽しむように何かをしながらその片手間に楽しむもよし。様々な深度で入り浸れる今までいたどの界隈よりも心地よいあたたかな陽だまりのような場所だなと思います。
そんなわけでもう6年、ずっと好きなグループです。
もう一方、Crazy Raccoon(以下CR)について。私はCRの元Apex部門現ストリーマー部門のMondoさんをきっかけにCRKR勢を好きになり、競技シーン(e-sports)の沼にハマり、今はCR VALORANT部門を中心にCRを全力で応援しています。
そしてこれまた人生をかけて応援したい人に出会います。それがCR VALORANT部門のリーダーであるnethさん。
nethさんの溢れる魅力は上記のnoteで語っていますが、何とかして簡素にまとめると、ゲームのとんでもない強さだけでなく、長所はもちろん、短所もひっくるめてnethさんという人間は大きな魅力を放っていてその不器用で誠実な在り方が愛おしい。一生をかけて着いていきたいし応援させてほしい。そんな風に思わせてくださるとびきり素敵な人です。
そういうことでここ数年は三次元、生身の人間を応援しています。卑近な言葉を使うと人間って生きているだけで情報が毎日更新される供給過多コンテンツだから、飽きる暇がないんですよね。知れば知るほど奥深くて、大好きな人のことがもっともっと好きになる。際限のない奥深いコンテンツだなあと思います。コンテンツと言ってもそこにいるのは傷つき血を流す一人の人間ですからリスペクトは決して忘れてはいけませんけれどね。
あとがき
そんなわけで好きな人についてつらつらと語りましたが、今回はこの辺で。また気が向いたら語ろうかなと思います。ここまで読んでくださってありがとうございました!
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