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ワタシの「書く理由」って何だろ?

「承認欲求」
って言葉が真っ先に浮かんだ。


あんたいきなり何言ってんの?ってなりますわな。

前段として触れさせてください。

先日、クロサキナオさんがnoteを運用してきて感じた“戸惑い”について書かれたのです。

で、最後に「書く理由」を教えてというじゃありませんか。

これは「お前 あなたも書く理由をちゃんと考えてみなさい」ということかな? そう深読みしたものの、どんなことを書くべきか悩んでしまい、それから先に進まない。

Uさんの企画「 #マイベストミュージック2024 」に参加するなどして時間をおいたのがよかったのでしょう。書いてみようという気持ちが湧いて、今ココ。

ココから思うがままに書かせていただきますので、ご了承ください。

✒️


はじめてのブログ

私がネットに文章を投稿したのは40代になってから。アフィリエイトがきっかけでした。

「金」のためです。金メダルではありません。「マニー」「銭」の方です。

たぶん承認欲求の意識はなかったと思う。そもそもそんな言葉まだ流行ってなかったし。

アフィリエイト塾のテキストどおり、まず無料ブログで3~5記事を毎日投稿しました。

記事に初めてコメントがあったときは動揺しまくりですよ。

あれは忘れもしない…

地元小学校の登下校時に横断歩道で「旗振りおじさん」をやっていたときのこと。

春の新学期がはじまった日。新一年生の男の子の一人が横断歩道を渡りたがらず、田んぼのあぜ道を縦横無尽に走り回るではないですか。

見守りをしていた新任の男先生が「こら、待て!」と追いかけると、新一年生は素早く逃げる。

「待ちなさい!」「いやだ!」「待たんか!」「いやー!」と追いかけっこが続く・・・。

そんな記事を書いたところ、こんなコメントが。

「なにこれ~!めちゃおもしろいんだけど(笑)」

まだネット初心者の私は「え!コメントがきてる!でもこれって炎上っていうやつじゃないの😱」

ビビッてその記事を削除してしまいました。

もし承認欲求が優先していたら、そんなことはしませんよね。

この頃はまだそれが書く理由ではなかったのです。


フリーライターとしてデビュー

数年は時間と費用をつぎ込んで頑張ったもののアフィリエイトは挫折しました。

並行してやりはじめたのがフリーライターの仕事です。

運よくネットニュースを扱うサイトの編集部から使ってもらえることになりました。

ネットニュースの記事はどれだけ読んでもらえるか、話題になるか、反応が“命”。わかりやすくいうと「ヤフーニュース」トップに掲載されることが最大の目標となります。

自分の記事が大きく長く取り上げられるほど原稿料は高くなるシステムでした。

そうなると読者のコメントを意識するようになっていくわけです。


noteをはじめた理由

noteをはじめたのは「日記のような気軽さ」で書けるとわかったから。

当初は有料記事のことなど知りませんでした。

とにかく小説を書いて認められて、ゆくゆくは書籍化を目指そう。

それが「書く理由」になっていったのです。

やがてクロサキナオさんの共同運営マガジンに参加。読者やスキが少しずつ増えました。

さらにマネタイズを知って、有料記事を書くようになると「承認欲求」がますます高まります。


承認欲求って何?

「承認欲求」という言葉をよく耳にするようになったのはここ数年のことではないでしょうか。

飲食店などでの不適切な行為が頻発したことから、メディアで「若者がSNSに投稿して目立ち、承認欲求を満たそうとしたらしい」などと表現したためネガティブな印象とともに広がったとされます。

20年以上前から承認欲求、特に働く場における承認要求の現れ方に注目してきたという太田肇氏(同志社大学政策学部教授)は次のように述べています。

私はむしろ承認要求こそ働く人にとって非常に重要だと考えています。実際に企業で働くマネージャーに聞いても、「現場で働いている人の多くは承認欲求によって動かされている」と言われます。
(中略)
承認欲求は強力であるにもかかわらず、これまで低評価されていました。そして、不適切な形で現れたものばかりが承認欲求だと捉えられてしまったのが現状です。
しかし、承認欲求を理解し、適切に対応することで、働く人たちのモチベーションを向上させたり、チームの協力を促進したりすることが可能です。

日経BP「承認欲求って、いいもの?悪いもの?」同志社大・太田肇教授に聞く」


これ以上続けると筆者(自分か!)の理解力がついていけなくなりそうなので、気分を変えてアイドルソングにたとえてみましょう。

秋元康氏は、世間(特に若者の間)で新しく使われはじめたワードを敏感に察知して、AKB48などが歌う曲のタイトルや歌詞に使うそうです。

有名なところではAKB48の『ヘビーローテーション』、『フライングゲット』、『恋するフォーチュンクッキー』などがあります。

『NO WAY MAN』という曲では歌詞に「レッドオーシャン」や「ブルーオーシャン」というビジネス用語をいち早く取り入れました。

『ジワるDAYS』、『サステナブル』に最新曲『恋 詰んじゃった』などもタイトルに流行りのワードを用いた一例ですね。

櫻坂46が2023年10月に発売した楽曲のタイトルは『承認欲求』です。つまり昨今耳にする「承認欲求」というワードは流行語と言えるでしょう。

櫻坂46の『承認欲求』では「SNSにおける承認欲求が強すぎる」といった趣旨を歌っています。

本来の「承認欲求」は満たされると自尊心が高まり、満たされないと劣等感や無力感を感じるのが特徴とされます。決してネガティブな意味合いだけでなく「良い方向に向かうと行動のモチベーションになったり、自分自身の新しい可能性につながっていく」ものです。


ワタシの「書く理由」

とりとめの無い内容になってしまいました。自分の頭の中を覗いてみたらこんなん出ましたぁ~みたいな感じでしょうか。

もちろん「人を感動させる作品を書きたい」という願望はあります。


私は仏教用語の「微妙」が好きで、学生時代から「全ての事象は、さまざまな理由が微妙に作用しあって起きている」などと講釈を垂れていました。友だちから「出た!微妙論!」などと苦笑されましたが、今でも自分の考えを的外れだとは思いません。

人を感動させることやマネタイズは文章を読んでもらった“結果”だと捉えています。どうでしょう。「書く理由」について計16時間ぐらい考えたのですが、こんな風にさまざまな理由が入り乱れるんですよ。

そこで敢えてシンプルにまとめました。

ワタシの「書く理由」は
「ほどよい承認欲求のため」

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

【参考動画】



【参考文献】
『日経BP Human Capital Online「承認欲求って、いいもの?悪いもの?」同志社大・太田肇教授に聞く」』
『京都基督教福祉会「マズローの欲求5段階説の4つめは?」』

【関連記事】
※有料記事は無料で読める部分だけでも参考になるかと思います。


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