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実はポール派?いやジョン派?Xmasに名曲を聴きながら悩む。

「So this is Christmas.」

こーんにちはー!ゆーしんでーす!
今日はラジオDJ風なノリでいこうと思うからよろしくー。

この季節になるとクリスマスソングがあちこちで流れているよね。

ジョン・レノンが「So this is Christmas.」と歌い出すのを誰しも耳にしたんじゃないかな。

『ハッピー・クリスマス(戦争は終った)』(John Lennon・Yoko Ono)と言えば定番ソングでしょう。

でもね。ポール・マッカートニーのクリスマスソングも忘れないでほしい。

『ワンダフル・クリスマスタイム』

時々聴くでしょ。これもいい曲なのよー。


『Happy Xmas(War Is Over)』が発売されたのは1971年12月で、『Wonderful Christmastime』は1979年11月に発売されたわけ。

ジョン・レノンは「War Is Over」(戦争は終わるよ)と歌うように、世界の平和を願うクリスマスソングを作った。

ポール・マッカートニーは「We're here tonight. And that's enough」(今夜は皆ここにいるね。それで十分さ)と歌ってる。

これはボクの勝手な解釈なんだけど、ジョンが「世界平和」への思いを歌ったのに対して、ポールは「身近な幸せ」を歌ったんじゃないかな。

それでは、二曲続けて聴こう。


ボクの高校時代の友だちにMってのがいて、ビートルズやビーチボーイズが大好きなのよ。ラズベリーズを教えてくれたのも彼だった。

Mは「ポール・マッカートニーこそ本当のロックンローラーだぞ」っていうのよ。彼が力説するんだからきっと片鱗があるんだろうね。

でも一般的にはジョン・レノンは「硬派のロックンローラー」でポール・マッカートニーは「ポップミュージックの天才」という印象が強いんじゃないかな。

先日、ポールが1993年に来日したときのインタビュー記事を読んでいたらこんなことを話してた。

若者は楽しい世界に住みたがっているのに、問題が多すぎる。人々は本当に、希望や解放や“レット・イット・ビー”に象徴される平和を望んでいる

「CROSS BEAT 2010 DECEMBER」


ポールがビートルズの『レット・イット・ビー』を書いたのは1968年頃とされる。ジョンがソロで『イマジン』をレコーディングしたのは1971年頃なんだ。

ジョンはオノ・ヨーコの詩からヒントを得て『イマジン』の歌詞を書いたという。でも、ボクの想像ではポールとお互いに影響し合っていたように思う。

ジョンとポールが作詞・作曲したビートルズの楽曲クレジットが「Lennon-McCartney」になっているのは有名な話だね。

でも本人が話したり、周りの情報から「ジョンが書いた」「ポールの作品だ」なんて明らかにされてるけどね。

ポールはインタビュー記事でジョンについても話してた。

僕はいつもジョンの大ファンだった。彼より年が若かったからね。(中略)ジョンと一緒に仕事をするのは、大きな喜びだった。彼にとっても同じだったと思う。僕たちは議論もしたが、最後には特別なことをなし遂げた。そう。彼は今も僕の心の中にいる。グレイト・マン。グレイト・マンだった

「CROSS BEAT 2010 DECEMBER」


ジョンが『Love』を書いたのは1970年頃。日本でも多くのアーティストがカバーしている。桑田佳祐は自身のラジオ番組で弾き語りするほど好きらしいよ。

ポールは1973年に発売した『My Love』が大ヒット。ボクの個人的意見だけど、両曲のタイミングや世界観がクリスマスソングの関係性に似てるんだよなぁ。

続けて聴いてみよう。



えっと、リスナーからメッセージが届いてるって?んなバカな。どれどれ・・・

「ポール派なのジョン派なの。ハッキリさせてください!こっちもイブで忙しいんです」

なるほど。だよね。もうすぐ終わるからね。

ビートルズファンと言えばこの方ですよ。

「チューリップ」の財津和夫さん。

昨年12月にラジオ番組でこんなん話してました。

「ジョン派かポール派かと言われると、両派ですね。ジョンがいないとポールも際立たないし、その逆もあり。ですよ。これはホントに稀なバンドスタイルです」
「ビートルズはジョンとポール、これはもう双璧です。どっちと言えないんですよ。うまい具合にキャラがちょうど反対側。両極端だったから、それがうまい具合に良いものを作りましたね」
「やっぱり曲はポールとジョンがたくさん作ったので、ジョージとリンゴはちょっと影が薄い感じになっていますけど。4人ビートルズがいて、ドラムとベースとギターとギターで最小(人数の)バンドスタイルをちゃんと作っているので、現代でもバンドをやる人達はビートルズスタイルから離れなれない。素晴らしいですよ」

RKBオンライン|財津和夫、ビートルズのジョン派かポール派かと問われ、「両派」だと答える


さすが財津さん。ビートルズファンとして100点満点の回答ですね。

ボクがうだうだしゃべったのは何だったのって感じになっちゃうじゃあーりませんか。もっと早く教えてちょーだいっ!


ではラストにボクが大好きなこの曲をお届けします。じゃあ次の機会があればまたね~バイバイ。


あとがき

DJ風は終わりにして、この記事を書いたいきさつについて少々触れさせてください。

私は2013年11月にポール・マッカートニーが福岡ヤフオクドーム(現みずほPayPayドーム)で行った来日公演を見に行きました。

そのときにTシャツを買ったのですが、ポールの姿がハッキリ描かれたデザインが目立つこともあり着るタイミングがなく「お宝」にしていたのです。

この秋のこと。note仲間の「けい」さんとコメントでやりとりした際に「私は家でキヨシローのライブTを着てますよ」というではありませんか。

なるほど、家の中で着るのだったら目立つも何もない。クリスマスに着てみよう。と思い立った次第。

それに向けて「ポール・マッカートニー」に関する記事を考えていたところ、クリスマスソングからの「ポール派かジョン派か」に至りました。

「けい」さん、勝手ながら記事紹介させてください。


ライブT姿公開!

タオルもライブで買いました。


これにて本当におしまい。お読みいただきありがとうございました。



【関連記事】


【参考資料】
【歌詞和訳】ジョン・レノン「ハッピー・クリスマス」に込められた純粋な想いが心にしみる
【歌詞和訳】ポール・マッカートニー「Wonderful Christmastime」昔と違いますよね!?


#ポール・マッカートニー
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#クリスマスソング
#ビートルズ
#ライブTシャツ





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