ビートルズは偉大だ!本人不在の名作『イエスタデイ』#映画にまつわる思い出
私にとって映画『イエスタデイ』(2019年)はビートルズの偉大さを再確認させてくれた作品です。
主人公の青年が「ビートルズのいない世界」にタイムスリップ?するファンタジー映画です。つまりビートルズは全く出てきません。
なのに見ている方は、常に“ビートルズ”を感じ続けるという空間こそ、ダニー・ボイル監督の狙いだったのではないでしょうか。
主人公はその世界で唯一“ビートルズ”を知っているのです(正確には違うけど…)。ビートルズは不在でも、彼がその楽曲を歌いまくって人気者になるところが見どころの一つ。
エド・シーランはいい味出してたと思う
エド・シーランが本人役で登場し、主人公の青年ジャック(ヒメーシュ・パテル)とライブで競うシーンは圧巻です。
本来はクリス・マーティンにオファーしたのですが辞退したため、エド・シーランにオファーがあったそう。
そんな裏事情がありながら、エド・シーランのライブパフォーマンスはもちろん、演技もバッチリでした。
“ビートルズ”だから成り立った、笑いと涙のラブコメディー
この記事のテーマは「#映画にまつわる思い出」なのですが、実は忘れられないことが起きました。
本作では主人公の青年ジャックと幼なじみの数学教師・エリー(リリー・ジェームズ)による“恋”の行方が描かれています。
私をはじめ「ビートルズ好き」の長女と、そこまで詳しくない妻と次女で映画館の最後列(娘曰く特等席らしい)で鑑賞しました。
4人ともビートルズの楽曲にあるときはノリノリ、あるときは酔いしれながら映像を堪能できました。
「レットイットビー」を家族に聴かせるくだりや、エド・シーランのタトゥーをいじるところなど笑える場面もありました。
するとエンドロールが流れる頃には、女性陣が号泣状態ではありませんか。
私も胸アツだったので気持ちはわかりますが、娘たちは涙を拭いながら…
「まさかこんなに泣くとは思わんかった」
この言葉こそ、私にとって映画『イエスタデイ』の忘れられない思い出です。
ちなみに『拝啓、ジョン・レノン』でおなじみ、真心ブラザーズの桜井秀俊は次のようにコメントしています。
「#映画にまつわる思い出」の記事にお付き合いいただきありがとうございました。
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画像は、映画『イエスタデイ』公式サイトおよびXより