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1回だけならリサイクル、3回読めばバイブルに!|あなたは田中泰延の真意に迫れるか?

「クスリ」と笑い、「ウルッ」としたり、「うーん」と唸る 【原点回帰】自分が書きたいこと

ゆーしんけんのキャッチコピー


noteでもさまざまな人が紹介している話題の本

『読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術』
田中 泰延 (著)

ですが、まずは内容について触れる前に言い訳していいですか…

私はまだ田中泰延さんの術中にはまったような感じで揺れています。

だからこの本を紹介するにあたり「これこれここが云々…」という風には素直に表現できません。

読んでいただければきっとそのニュアンスが伝わるかと思います。

「もう読んじゃったし、じゃあいっか~っ」

そう思った人も“ゆーしんけん”とかいうやつがどんな風に紹介するのか見てみる、という楽しみ方はいかがでしょう。


それとこれだけは先にお伝えしときたい。

以前、私が奥田民生のインタビュー記事かエッセイを読んだときのこと。

ヒット曲『さすらい』を聴いて影響を受け、「仕事を辞めた」「転職した」という人が少なからずいるらしい…

との情報を受けて奥田民生が次のような感じでコメントしていました(うろ覚えなのですが)。

「それじゃあ、困るんだよなぁ」

『読みたいことを、書けばいい』を読む人は、この奥田民生の言葉を頭に入れといた方がいいかもしれません。


あと(まだあるのかよぉ とツッコまれそうですが)、私がそうだったように田中泰延さんを知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本の中でも紹介されている糸井重里さんとの対談記事を読めば田中さんの人柄がよくわかるかと思います。そして何回か笑えると思います。

Amazonアソシエイトのリンクから本を購入する気になれないケースもあるでしょう。

そのときはこの文章の最後に対談記事のURLを張っておくので、2秒ほどかけて拙稿を斜め読みしてからそちらだけでもご覧ください。


押さえときたいポイント

この言葉は引用させていただきたい

「ライターとして言葉を扱って生活しようとするなら、もっと深く考えてみよう」

『読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術』より


私は文章を書くうえで「小説」や「エッセイ」はどう違うのか気になって関連書籍を読んだりするのですが、これぞという明快な説明には巡り会えていません。

田中さんも本書で「小説」や「エッセイ」について具体的に切り分けてはいません。しかし「随筆」を「事象」と「心象」の関係から説明しています。

私はその定義の仕方に「そういうことか」と目から鱗が落ちる思いでした。ライターとして知っておきたいところです。


今回の記事タイトルを「1回だけならリサイクル、3回読めばバイブルに!」としたように、そんな感じでときどきすげえ“為になる”内容が飛び出します。

ただし、全般に文章が面白すぎてうっかり見逃してしまうかもしれないので気をつけてください。

3回ぐらい読むうちに「そういうことか」と唸る場面が増えていくはずです。


ちょっとネタバレしちゃいます


私が購入した『読みたいことを、書けばいい』の写真


ラスト寸前の内容はこんな感じです…

ページをめくって田中さんの言葉を目にしたとき「深い」と思うか「なんそれ」と思うかはあなた次第。


あとがき

序盤あたりで触れていた「糸井重里さんとの対談記事」のURLはこちらになります。

田中泰延×糸井重里 40代からのドロップアウト
https://www.1101.com/juku/hiroba/3rd/tanaka-302/


『読みたいことを、書けばいい』の第1刷が発行されたのは2019年6月のことです。

早いものでそれから5年が経ちました。

田中泰延さんの環境もずいぶん変化したようです。

最近のXはこんな感じになっています。


それでも私にとって『読みたいことを、書けばいい』がバイブルであることは変わりません。

マジで4回読みました。これからも読むことでしょう。


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