音楽に触れる
触れる、という根源的な体験
触覚というのは、視覚や聴覚よりも
こころにちかい、ような気がします。
いや、きっと本来視覚も聴覚も
対象に触れて、触れられて、感じるものだったのかもしれない。
でも、もしかして現代の暮らしで
目や耳はあまりにもその役目が大きくて、
そんなふうに働くことを封印してきているのかも。
音の余韻まですっかりと
きききる。
きききるまで、そこにいる。
音というのは、時間の中にあるから
それは、
時間に触れていく、ということなのかもしれない。
なんか、なつかしい。
と、講座にくる人が言っておられたのは、
もしかしたら、こどものころ夢中になって
クレヨンを滑らせていたその感触をおもいだされたのかもしれないし
もしかしたら、もっと
人としての共通のあの「ふれる」体験が
よみがえってきたのかもしれません。
時間と共に、画用紙に音楽の軌道を描く、その仕草で。
音楽を描く入門講座
今まで
初めてutena drawingを体験する人のための講座は
「utena drawingはこんなものです」というような
ざくっと紹介ワークだったようなきがするけれども
いままでよりももっともっと
今、そこでその人が体験するものを大切にしていきたいなと思っています。
「触れる」というのは、
その中の大事な要素。
これ、役に立つかも、と考え、連絡をいただくのは
音楽教室の先生が多いし、私の方も音楽教育に傾きがちだけれども
音楽を描く’という行為は、
本当に、どんな人にやってもらっても
面白いものだと思っています。
いろんな人に、まずは体験していただきたい。
次の音楽を描く’入門講座
オンラインは11/8
リアルでは、東京で11/19 pm4:00-7:00(その後おしゃべり会)
個人的に体験を希望される方は個人ワークにて承ります。
ホームページ内で
イベントカレンダーを探して日程をクリックしたら
詳細が開きます。
愛媛の片田舎でがんばってます。いつかまた、東京やどこかの街でワークショップできる日のために、とっておきます。その日が楽しみです!