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描くのは音楽

言葉の切れるところ
音と音の間を繋ぐところに
きっと人としての本質的な何かが息づいていて
それは、美しいものでもあるし
有象無象の跋扈しているところでもある

聞き取れないものに耳を澄まし
触れられないものに手を伸ばす

一番遠くの音は、私に何を伝えようとしているのかしら
寝転んで風の匂いを嗅ぐように
画用紙の前でもの思う


これから描くのは
絵ではない
描くのは音楽
私の。




奏でるように描き
描くように奏でるそこには
自分の音楽が間違いなく、
そして否応なく
自分の音楽であることを
教えてくれる。

線は戯れるようにしながら
私を促す
変化を味わうように、と。
新しい線に出会うたびに
私は新しい私に出会っているのだ

いつしか線が
自分の中で息づき始める時
私の中の音楽もまた息を吹き返す

ファンタジーではなくて
これは、ささやかな日常の
小さな講座の小さな出来事の中の
物語。
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utena music fieldは
東京に行きます。


愛媛の片田舎でがんばってます。いつかまた、東京やどこかの街でワークショップできる日のために、とっておきます。その日が楽しみです!