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不耕起菜園4年目

とにかく草を刈っては敷いていく、の繰り返しで、不耕起自然農も4年続ければ、土が変わってくる。それは間違いない。小さなスコップを地面に差し込むと肌理の柔らかい程よい水加減の土がほろりと盛り上がる。ここがガチガチの粘土質の土だったとは思えない。
・・と言っても、それは広大な実家のほんの一部

4年を経ての収穫

ナスとゴーヤ、ししとう、唐辛子はまだなっている。
ピーマンやバジルも秋になって勢いがついてきた。
里芋、生姜も上の畑はそれなりにできた。特に生姜はこの畑に向いてるんではないかと思う。
バターナッツかぼちゃ、冬瓜、大根、九条ネギ、水菜、野沢菜、ルッコラ

落花生はたくさん植えたけど、株の真ん中の美味しいところは全部鳥に取られてしまって、
残念ながらのこの量。その日のうちに茹でて食べてしまった。
前回の分は乾燥させている。
さつまいも、左は金時、右は安納芋。
形が歪なのは、思うに、夏の旱魃の時粘土質の土が締まったからではないか、と。
味はじょうじょう。
保存をどうするか。


4年前はこんな感じだった。
菜園という段階ですらないのに、めっちゃ偉そうなこと書いてる。
でも、ここから始めたんだなあ。

4年目の畑


夏野菜と冬野菜が混植

ほとんど鳥に食べられた落花生を取り除いて、まだ少し実がついているナスやししとうの足元に、キャベツ、ブロッコリー類を。
レタス類はもう巻き始めていて、去年とは勢いが全然違う。
種も蒔いた。三池高菜、わさび菜、サニーレタスなど。やっと小さな本葉が出たところ。まだ間に合うのかな。

白菜。巻くかな?まだ一度もちゃんと収穫したことがない
今回は種から育ててみた。

上の畑

水捌けが良くない。冬には一度溝を掘って良い感じだったのに。
友達が真菰竹の苗を譲ってくれるということだったから、池にして真菰竹を植えてみるのもありかも。ぬかるんであまり気持ちの良いうねではないけれど、それでも里芋も生姜も大きく育ってくれた。(ここは初めての畝なので、春に牛糞を入れている)乾燥期には、家から水道で水をやれるのがメリット。

畝間はもう水路

中の畑

ここの里芋は一度夏の旱魃で葉っぱがなくなっていた。少しもちかえしてきたので、しばらくおいておくことにして、同じ畝に玉ねぎの苗。200セルに一粒づつ巻いた種。めんどくさくなって、草マルチを剥がずに、ドライバーでぐりぐりと穴を開けて、突っ込んだ。結構それなりに移植できた。

下の畑

去年セスバニアを蒔いたところ、この夏はかぼちゃを植えて、そこを大根と玉ねぎを。ここの玉ねぎは苗屋さんで買ったもの。自分の蒔いたたねに自信がなかったから、200株買ってきたら、結局自分のたねも成長していて中の畑に植え田。前回の早生の赤玉ねぎと合わせると460株植えた。去年のなんて、テニスボールくらいにしかならなかったっていうのに・・

ここはきちんと草マルチと稲藁敷き頑張ったとこ。


大根は元気
周りに小さな葉物類を。


少し間引いて食べた。スーパーで買う大根は優しいので
ここは辛味大根を。大根おろしが最高


ニンニクとイチゴと野沢菜


冬瓜 5・6個ついてる


発芽したての聖護院かぶ・こぶたかな、赤レタス


ローゼルととうもろこし


冬至かぼちゃ


安納芋。上出来。

あと去年手を入れられなかったところに、花のたねを撒いてきた。これも少し時期を逃しているかもしれない。勿忘草、ポピー、カモミール、矢車草など、零れ種で育つものを。ニゲルはもう芽を出していた。

桜の空き地


良い景色。

ここにも里芋と生姜を植えてみた。生姜は土地が痩せていてとても小さい。
石川早生里芋は頑張っている。
千萱が蔓延っていて、ここはできたら森にしたいが、石も多いので何に向いてるのかな。


かたしのはな


農作業の間に寝転んだ時の空の写真。





愛媛の片田舎でがんばってます。いつかまた、東京やどこかの街でワークショップできる日のために、とっておきます。その日が楽しみです!