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セラピーから冒険へ

普段聞いている音楽、昔大好きだったあの曲・・・
いつも聞いている馴染みの聞き方というのがあります。
それは、自分の居場所を示してくれる、とてもよい寝床のようなものかもしれない。音楽を描く(utena drawing )は、それを確認し、自分の中から引き出してきて愛でる、そうやって自分を取り戻すセラピーのような役割もおおきいワークです。セラピーというか、誰にとっても迷路に迷わないための大事なデフォルト。

芸術療法の第一の段階はまず自分の在り処を肯定できるようになること・・
utena drawing でもまずは、自分のありかをみつけ、肯定し、そっと触れてみるということを大切に扱います。

そしてそのあとにはじまる冒険。
それはできるだけ自然に始まるのが理想

昨日は、愛媛での定期ワーク でした。

もう5年目?
昔から聞き馴染んできた曲を違った面に触れてみる。

もうみなさん、自分の聞く感覚と動く感覚との連動がよく馴染んできているから、私のほうから、こう描いて、という指示は出さないことにしました。そうすることで、その人が何を聞いて心地よさを感じているか、を理解することができます。いい調子。

ならば、今回はもう少し切り込んでいってみよう。

ほんの少し、身体の使い方が変わるだけで、音楽の聞こえ方が変わってくるから、身体へのアプローチ。すこし手首の力を抜いて小さく動かす練習。それに音楽を載せてみる。

描き方が変わってきたことで、聴覚が拾うものが変わってくる。
できないと思っていた軽く乗る、というのが楽にできてる!という感想。
いつもと違う楽器の音の絡みが聞こえてくる。それまで、自分が重くて乗れないとおもていた細かい刻みに難なく身体がフィットしてくる。

音楽の広い世界に自分が解き放される感じ、みているこちらもその体験を共有させてもらいました。

カメリア7

カメリア2

カメリア1

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カメリア9


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音楽前夜(谷中みか)
愛媛の片田舎でがんばってます。いつかまた、東京やどこかの街でワークショップできる日のために、とっておきます。その日が楽しみです!