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【動画あり】拍感をリアルに体験するutena drawing

拍感はリズムの基本です。
リズム感がない、リズム音痴、と感じている人は
試しにこの練習をいろんな楽曲で繰り返し練習してみてください。
(この記事はメンバーシップでも公開しています。)

音楽プロセス体験は、音と音の間の出来事をつぶさに感じ、感覚をよびおこしながら、音楽と馴染んでいこう、というところから始まります。
この方法に欠かすことができないのが、自分の感覚で音楽の諸要素をキャッチしながら動線を描く、utena drawing、というツール。ツールといっても準備するのは画用紙と筆記具だけ。楽器がなくても、楽譜が読めなくても大丈夫!

拍は音楽の細胞

拍は西洋音楽の「1」の単位です。私たちの体に例えると、細胞の一つのようなものです。

この拍を体感し、整えることは、例えば洋服を作る時、 美しい布地が美しい洋服につながるような、表に出てはこなくても大事な、音楽のキャンパスのような存在です。

リズム感がない、うまく音楽に乗れない、セッションしたときにずれる、という場合、まず、問題はこの拍への理解と体感がまだ実っていない、あるいはクリアではない、ということがあります。

また、西洋音楽は一拍がリズムの単位になっているので、時間的な距離感を測るのにも自分の中で拍感が働くことがリズムを心地よく乗りこなすコツになってきます。

拍のワークは応用になってくると、拍の形もいろいろ変化してきます。スウィングするものや、堀の深いもの、浅いもの、柔らかいもの、硬質なもの。それを体感するワークもあります。

また、シンプルに「拍」という時間の単位(アーチ)と点の場所になれることでリズム感の基礎を育てるワークとなります。クラシックの場合、拍は曲の中ではやくなったり、ゆっくりになったり、もとにもどたりします。そういう変化にもいずれ慣れていくにも、まずは拍の「1」を捉えることがとても大事な感覚なのです。

が今回は、基礎の基礎なので、できるだけシンプルに拍を「1」と捉え、それを繰り返す練習をやってみましょう。

では、画用紙と滑りの良い筆記具をお手元に。
準備はよいでしょうか?

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愛媛の片田舎でがんばってます。いつかまた、東京やどこかの街でワークショップできる日のために、とっておきます。その日が楽しみです!