何もしない時間
この半年ほど、心が重ーくなったりぼーっとしていたり、なんだか体の一部がないような不思議なしんどさを感じている。
あまり記憶がなく、何をやっていたのか覚えていない期間だ。
やることは淡々とやっているが、あまり心が定まらないようなふわふわと漂っている感じ。
休みの日、あえて何もしない時間を一人で取るようになって、思いつくまま海に行ってじーっと座っていたり、温泉に行ったり、ただ何もせずに空を見ていたり。
そんな時間も大切だなぁと思うようになった。
いつも忙しく、予定ばかり入れていると、自分でいっぱいになり、周りが見えなくなるし、何かが入ってくるスペースがないから、見逃してしまったり。
気づくと大切なものがなくなっていたりする。
あえて全く予定のない何もしない日を作り、自分について考えたり、なんも考えなかったりしてみる。
今のところ、ずっと上がることも無く静かな孤独に耐えている。
ずっとどこか、片手が無くなったまんま。
現実的な悩みや、日々の疲れや孤独を超えた先に、何が待っているのか。
そんなこと、時々みんな思っていると思う。
なりたい自分が待っているはず。
無理に起き上がって笑わなくてもいい。
無理矢理楽しそうにしなくていい。
そう言い聞かせている。
自分の感情は自分で受け入れて、自分を優しく撫でていたわってあげる。
私には私がいるのだから。
そしてまたみなぎってくるものがあれば、立ち上がって走り出すのだ。
そうか、今は、ダッシュの前の休憩か。
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