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俳句エッセイ

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俳句に関するお話を載せています。
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記事一覧

【俳句エッセイ】日脚伸ぶは冬の季語

 日脚伸ぶは、冬至を過ぎてから昼の時間が少しずつ伸びてゆく、という意味です。  12月22日…

天鳥そら
3週間前
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【俳句エッセイ】今回の兼題は春着

 俳句ポスト365に投句を続けています。俳句ポスト365には、初級と中級がありますが、好きな方…

天鳥そら
1か月前
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【俳句エッセイ】梅は春の季語

 1月下旬から4月下旬にかけて、梅の花の開花期です。早く咲く品種ですと、12月の冬至から咲く…

天鳥そら
1か月前
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2024年ちょっとがんばったと思うこと①~季語手帖を使って毎日俳句づくりしたこと~

 今年も残すところ数日となりました。お休みに入っても、大掃除、お正月の準備、帰省ラッシュ…

天鳥そら
1か月前
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【俳句エッセイ】1000句超えました

 来年の3月くらいまでかかるかもと思っていた自作の俳句。2024年内に1000句を超えました。 …

天鳥そら
1か月前
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【俳句エッセイ】秋の季語~稲妻~

 秋の季語に稲妻(いなずま)があります。  稲妻は、夏の季語である雷とは違い、光に注目した…

天鳥そら
3か月前
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【俳句エッセイ】猿酒

 お酒といえば、どんなものを思い浮かべるでしょうか。  ビール、日本酒、ワイン。今ならノンアルコールもありますが、どのお酒もひとの手が加わってこそのお酒です。  今回、ご紹介する猿酒。  猿が、木の実や草の実を木々などのくぼみの中にためておきます。そのくぼみの中で、雨や露と混じり合い、自然発酵したお酒のことを言います。  ひとの手がいっさい加わっていない、自然の中でできたお酒。  森の奥でひと知れずできたお酒。神様や精霊が宿っていそうですね。  空想的な季語とされ

【俳句エッセイ】秋の季語~満天星紅葉~

 11月7日は立冬です。あと数日もすれば、暦の上では冬ですね。秋らしさを実感する前に、冬へ…

天鳥そら
3か月前
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9月もおわりですね

 今日は、9月30日。月曜日ですが月のおわりですね。9月が終わろうとしていますが、まだまだ暑…

天鳥そら
4か月前
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【俳句エッセイ】秋の季語です~台風~

 台風5号の影響を受けているせいか、暑い日々が続きます。5月に発生して以来、おとなしかった…

天鳥そら
6か月前
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【俳句エッセイ】夏の季語です~夜の秋~

 暦の上では秋を過ぎました。お盆も暑そうで、お盆を過ぎても暑さは続きそうですね。暦は秋で…

天鳥そら
6か月前
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【俳句エッセイ】夏の季語~夏の果~

 今日は昨日よりも蒸し暑い気がする1日でした。日々、気温を見つつも体感で感じ取るものがあ…

天鳥そら
6か月前
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【俳句エッセイ】蜻蛉(とんぼう)は秋の季語

 今日で7月が終わりますね。長かったでしょうか、短かったでしょうか。私は、長かったような…

天鳥そら
6か月前
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【俳句エッセイ】『夏井いつきの365日季語手帖2024年度版』~投句してきました~

 元旦からはじめた、『夏井いつきの365日季語手帖2024年度版』を使っての毎日1句。投句の応募締め切りは8月10日です。まだ7月ではありますが、早めの投句しました。  応募する際には、はがきを使います。  1枚1句なので、1枚のハガキに2句も3句も書くことができません。私は、今までつくった句の中から2句を選んで出しました。  つまり、はがきを2枚出したことになります。  はがきは、以前に購入してあったものの残りを使い切りました。  2024年10月から、郵便料金が