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【ときめきメモリアル4】プロローグ-1【星崎真希ちゃんルート】

 入学式の朝です。主役はもちろん高校1年生の男の子。女の子が主人公のときメモガールズサイドでは、だいたい入学式の朝は王子様キャラ(藤崎詩織さんや陽ノ下光ちゃんといった、メインの子)との過去の回想的な夢を見て目が覚めるという流れなんだけど、そういえば本家ときメモはそれがない。私が覚えている限り1も2も、オープニングで夢を見た演出はなかった気がする。

 そんな本家(ガールズサイドと区別するためにこう書きます)4の始まりもやっぱり……。

 夢から覚めたわけではないけれど、夢のような……?可愛い女の子が起こしてくれるシチュエーション!まあ全然起きないせいで鞄で頭を殴られて目を覚ましたんだけど。
「晴れの高校生活の初日から遅刻なんて、あたしはゴメンだからね」
 といきなり叱られる主人公は状況が理解できず黙り込んでしまう。
「もしかして全力で殴りすぎたのかな?」
 と不安になった女の子からいくつかの質問。

 昨日の記事で主人公を推しの名前にすると書きましたね……というわけでなにわ男子の大橋和也くんのお名前、お誕生日、血液型をお借りしました。 明るく元気で努力者!な彼をここ数年応援しています。

 自分の名前などをきちんと答えられた主人公に安心した彼女、今度は
「あたしのことは覚えてるわよね?」
 と。なので……。

 まあ!なんて少年漫画にありそうなシチュエーションなのでしょう!

 くされ縁じゃなくて幼なじみ。正しい言い方に直しただけなのかな、とも思ったけど、調べてみると
・くされ縁:離れようとしても離れられない関係・好ましくない関係を批判的・自嘲的に言う
・幼なじみ:幼い頃から仲が良い人、あるいは物心ついたときからの顔馴染み
 なので、深読みしちゃうと、都子ちゃんは主人公のことを『離れようとしても離れられない相手ではなく、むしろ離れたくない』『好ましくない関係などとは思っていない相手』だから、あえて否定して幼なじみという言い方に変えたのかな、なんて。
 まあ、そんな都子ちゃんに
「幼なじみは、思いっきりカバンで殴ったりはしない!」
 て言い返すんだけどね(笑)。こういうの、男女の垣根を超えた関係って感じがする。遠慮がないというか。もはやきょうだいよね。
 ガールズサイドシリーズの王子様ポジションが『過去に会ったことのある男の子(ただし記憶が曖昧)』ばのに対して、本家ヒロインは『はっきりと覚えている幼なじみ』という子が多い気がする。
 だからその条件でいけばこの都子ちゃんがヒロインのはずなんだけど……ね。

 そんなこんなやりとりをしているうちに、お家を出なきゃいけない時間に。都子ちゃんは入学式前に伝説の樹が見たかったのだそう。いや、ひとりで先に行けば良くない……?待ち合わせはするな。相手が遅刻したら一緒に遅刻になるから、と高校受験前に中学の先生に口を酸っぱくして言われたものだけど。

 さて、ふたりが到着したのは私立きらめき高校。特になにも言わないってことは第一志望が私立だったのかしら。公立落ちてここに来たって感じではなさそう。
 きらめき高校はきらめき市にある高校。歴史としては長いそうだけど、校舎は少し前に改装したばかりなので、綺麗らしい。

 正門をくぐって主人公の大橋くんと都子ちゃんがやって来たのはクラス分けの掲示板前。大橋くんはAクラスだったのに対して都子ちゃんは。

 何クラスあるのかわからないけど、今から16年ほど前ならまだ3クラスか4クラスはあったでしょうね。それだけあれば一緒になる確率のほうが低いはず。
 クラス分けって確か、成績がバランス良くなるようになされているのよね。中学時代の成績や内申書を見て、上位、中位、下位をうまい具合に各クラスに分けていくって聞いたことがある。

 ん????クラスが一緒だったら忘れ物しても借りられなくない??だって古文の教科書忘れたから貸して!次体育だからジャージ貸して!て言われても、こちらも同じく古文の教科書を使うし体育でジャージを着るんだもの。シャープペンとか消しゴムってレベルの話かな。それなら別のクラスでも問題なさそうだけど……。

 疑問は消えないまま、大橋くんは都子ちゃんと入学式が行われる体育館へと向かうのでした。

ときめきメモリアル4』はPSPゲームです。以前はPSストアからアーカイブを購入できたのですが、今はないようです……。興味のある方はAmazonや楽天、ブックオフなどで探してみてくださいね。