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Dream Diary XX

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むかし付けていた夢日記を元に、テキトーにでっち上げ加工をしたもの。
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#ユーモア

マラソンコースの下見の夢《Dream Diary 01》

xxxx年4月24日(x)  私は自宅のある町から山を二つ三つ越えた隣りの町に来ていた。今から家路に就くところだ。帰り道は近々参加するマラソンのコースと同じなので、下見にちょうど良いと思いながら、両側に家の続く海岸沿いの道を歩いて行く。海上遠くで小さな島や岩礁が、ハクセキレイのような鳴き声を上げて泳ぎ回っている。誰かが私と一緒に歩いているが、それが誰なのかは分からない。男性なのか女性なのかも、顔がぼやけていてはっきりしない。前方左手に熟成醤油ラーメンの看板が見えてきた。あれ

道に迷った夢《Dream Diary 39》

xxxx年/06/08(x)  私は東の大都市から故郷の町へ車で帰る途中だった。東の大都市というのは東京のことですか? いや故郷の町から見れば大阪も東の方角だ。名古屋もだ。京都もじゃないか? 京都は東からやや北の方角だな。つまり東北だ。東北地方に京都は無いぞ。東北地方にはイーハトーヴがあるんだぞ。嘘つけイーハトーヴは故郷の町の隣りの港町にあるスーパー銭湯の名前だぞ。まったくスーパー銭湯の奴らだきゃあすぐイーハトーヴだのホビット村だのサラザール・スリザリンだの、その手のお花畑

遊郭の夢《Dream Diary 38》

xxxx年/06/07(x)  夜。坂道を下って行くと友人のEがいた。Eは前方の、明かりの灯った二階建ての建物を指差して、あそこに行くといい事があると言った。しかし実際は、Eはすごく遠回しな言い方でそういう意味のことを言ったのだ。それはそれは遠回しで、まったく遠回し過ぎて、聴けば聞くほどいったい何が言いたいのかさっぱり分からなくなるくらい遠回しだった。Eの言いたいことが私に理解できたのは、彼が気が遠くなるくらい遠回しでしょうも無いことをダラダラ喋った後で、「Rumor sp

大便の夢《Dream Diary 番外03》

💩xxxx年xx月xx日(💩)  一度ならず二度までも  下着が大便で汚れていないか  臭いが漂い他者に感知されていないか  気になってトイレで点検している夢を見たのは  どういうわけか    やはり汚れていたので   尻を拭いたり下着を洗ったりしている夢を   一度ならず二度までも見たのは   いったいどういうわけか  いっこうに登録者数が伸びない政治系YouTubeチャンネルの兄ちゃんの言い草とは逆に、既にトイレを済ませた後の一個人、つまりヒュペルボバイオス第五トイ