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Dream Diary XX

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むかし付けていた夢日記を元に、テキトーにでっち上げ加工をしたもの。
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2024年4月の記事一覧

M師の夢《Dream Diary 30》

xxxx年05月25日(x)  Mさんは私が昔お世話になった仕事上の師である。それは街の三叉路の道祖神にハッタイ粉をまぶして歩く仕事だった。久し振りにそのMさんに呼ばれて出掛けたのだが、お宅に着いたのは朝の六時頃だった。いささか早過ぎたようだ。玄関先でMさんから、あらためて一時間後の七時に来てくれと言われた。さて何処で時間を潰そうか。久し振りにハッタイ粉でも浴びに行こうか。道路に出ようとした時、現在の仕事の師であるSさんからも、七時に来るように言われていたことを思い出した。

同級生Yの夢《Dream Diary 29》

xxxx年05月24日(x)    薄暗い貯蔵庫の中で、高校時代の同級生Yが葡萄を使ったアイスクリームを作り、とても美味しそうに食べていた。葡萄は床に接した背の低い戸棚の中にたくさん貯蔵されている。それを見て、私もアイスクリームを作って食べたいと思った。しかし私は日頃からYのことを快く思っていなかった。だから彼に作り方を教えてもらうことを躊躇していた。なぜ彼が嫌いなのか? ケンカが弱いくせにイキがるからだ。イキがってる奴? 不良? ツッパリ? ヤンキー? それぞれ意味が少し

🎸ギタリストの夢《Dream Diary 28》

xxxx年05月23日(x)  夢の中で或るバンドのギタリストがエレキギターを弾いていた。そのギタリストは超絶的にギターが上手く、かつ良い音楽を演奏していた。横にいる誰かが私に、このギタリストと、後はAというギタリストと、もう一人Bというギタリストの三人が、ギターの上手い優れたギタリストだと言っている。そうですか。だけどなぜ実名を言わないんだ? 誰に忖度してるんだ? 三大ギタリストならジェフ・ベック/ジミー・ペイジ/エリック・クラプトンに決まってるだろう?  それがそのう‥

組合の集会の夢《Dream Diary 27》

xxxx年05月20日(x)  オパロッカ空港の外れにある建物の集会室に、何かの組合の支部の人々が集まり、その中に私もいた。遠くからプロペラ機の発着音が聴こえて来る。集会室の席に着いた他の支部員達の前で、支部長が私に向かって言った。「来期はあなたが支部長をやって下さいよ」。それを聞いて、私は内心困った事になったと思った。「いや、私にはそれは出来ません。オパロッカ空港はウズラの卵のタマシヒのふるさとですから」。そう言って辞退すると、支部長は「まあそう仰らずに、ウズラの卵のタマ

黒ネコと地震の夢《Dream Diary 26》

xxxx年05月20日(x)  私は生家の二階の部屋で寝ていた。夜の暗がりの中、ふと目覚めると、背中に微かな床の揺れを感じた。揺れはだんだん大きくなってくる。地震だ! 私はムクと起き上がり、タンスや本棚がガタガタ揺れ始める中、階段を降りて一階へ向かった。降りながら、私はかなり早くから、眠っている時から、夢の中で地震を感じていたぞと思った。一階に降り、私は地震の震源地を探した。実は震源地には心当たりがあった。黒猫の死神だ。死神というのは、貰われて来た時に、全身真っ黒い子猫の姿

人肉と焼肉の夢《Dream Diary 25》

xxxx年05月19日(x)  父が食卓に座っている。傍らに母もいるようだが姿がはっきりしない。私は父と向き合って座っていた。食卓には人肉の料理が並べられている。父も母も私も、人肉を食べるべきではないと思っているが、世界的な食糧危機や人間の倫理観念の変化などの社会情勢から、食べてもいいかなとも思っている。しかしやはり気が進まないので、料理には手が付けられておらず、父は何とも言えぬ困惑した表情をして座っている。かつて、「僕はいざとなったら泥棒でも何でもやって生きて行けばいいと