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招き猫              ――画像しりとりはじめました(#191)

(#190) 逆さま→「ま」→招き猫

招けど招けど

猶わが食事くらしらくにならざり

ぢつと手を見る



はたらけど
はたらけどなおわが生活くらし楽にならざり
ぢつと手を見る

歌集『一握の砂』の中でそう記したのは、石川啄木

どんなに働いても、依然として自分の生活くらしは楽にならない。そんなこんなで私は自分の手をじっと見つめる――

実際のところ、この作品を書いた当時の啄木は、その前年に東京朝日新聞に校正係として入社して固定給を得る定職を持ったことから、家族を東京へ呼び寄せ、妻と子、母という扶養家族を抱えての生活となっていた。

扶養家族もそこそこあるので、新聞社のお仕事だけでは決して裕福な生活は送れなかったことだろう。そいでもこのお方、生活のために普段からつつましく暮らしていたかというと、どっちかというとその真逆で、会社や知人・友人から借金しまくり、そのお金で遊興通いも日常茶飯事だったというw

そんなんしてたら生活くらしが楽になるわけなかろーもん(・_・)

また、「家族を東京へ呼び寄せ」の件にしたって、実際は、息子が定職に就いたことを知った母親から家族で暮らしたいという手紙が先行している。が、自身の借金のこともあるし、自由な単身生活と家族扶養の責務との葛藤の中でもがき、苦悩し、現実逃避してはまた遊興通い(笑)という💦

ま、正直、この点については同情の余地はあんましないかな( ̄∀ ̄)

無論、作家の作品の良し悪しと作家自身の私生活とは全くの別問題であり、石川啄木の作品の素晴らしさを損ねるものではない👆
(ていうか、このくらい私生活が破綻してるからこそ生み出される作品なのかもしれないしね^m^)

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

招き猫といえば、福を招く縁起物として知られる定番のラッキー置物であるが、上げている手によって招くものが異なるということは、意外と知られていないかもしれない。――あ、知ってた?そいつは失礼(^^ゞ💦

右手を上げている猫は金運を招く。
左手を上げている猫は人(客)を招く

――なのだそうだ。客商売ならどっちにしろ結果的に商売繫盛につながるから無問題モウマンタイだとは思われるが、今回のネタ画像の(ФωФ)🐾はどうやら左手を上げているみたいなので、ダイレクトに金運は招けていないのかもしれない
( ̄∀ ̄)♪

ちなみに、招き猫は上げている手によっても効果に違いがあるが、体の色によってもその意味合いが変わってくるらしい。

  • 青……知性を表す色👉学業成就、交通安全、就職成功

  • ピンク……恋愛成就👈わかりやすい(笑)

  • 紫……高貴な色👉名誉運アップ、健康長寿

  • 黒……黒猫は日本では古来『夜でも目が見える』等の理由で「福猫」として魔除けや幸運のシンボル👉魔除け、厄除け

  • 赤……赤色は疱瘡や麻疹が嫌う色👉病除け

もし、贈り物として招き猫をと考えておられる方は、相手のニーズも踏まえつつ選んでみてもよいかもしれない(o^-')b♪

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

まねきねこといえば、コシダカホールディングスが運営する大手カラオケボックスとして有名であり、また、ヒトカラ専用カラオケボックス「ワンカラ」を立ち上げ「カラオケ業界で初めて一人カラオケというジャンルを確立した会社」としても名高い。
 
ま、ワタクシのようなヒトカラ大好き (*1) 人間にとっては、実にありがたい会社である。

*1:ヒトカラ大好き:まあ多人数でのカラオケも別にキライではないので、「ヒトカラ大好き」という表現がより正確である。

ちなみにワタクシ、ぶっちゃけ歌はヘタクソである。

無論、歌うことは大好きだし、基本的にどんな曲も気持ちをめっちゃ乗せて「一曲入魂」のスタイルで歌う。

が、耳がそないよくないせいか、もともとのええ加減な性格が災いしてるのか、とにかくピッチが安定しない。まあ、音痴というほどはハズれないけどね^m^♪レベルでズレる。
ノリノリで歌ってはいるが、かといってリズム感が良い方かというと、そんなこともない。

要するにテキトーなのだ(笑)。

そんなヘタクソなワタクシだが、とあるちょっとした理由から、通常はカラオケの採点機能をオンにして歌っている。
もちろん、ゴリゴリに全国トップの成績を目指して……なんておこがましいことを考えているわけでは毛頭ない。強いて目指しているものがあるとするなら――

88.888という夢のスコアを出してみたい(*´▽`*)

というささやかにして難しい願望があるくらいだ。

では、なにゆえ採点機能をオンにして歌うのか。
マジな方の理由は、自分のクリティカルな部分に触れあまり共感を得られにくいものなので今回は割愛。
で、もう一つの理由の方はわりとシンプル――面白いからだ。

全国採点のトップを狙うことや0.001点でも高い点数を出すことなどを目標にして歌っておられる方々からはケンカ売ってんのか💢と怒られそうだが、個人的には、歌の上手い下手と採点機能で高い点数を出すこととは必ずしもイコールではない、そう思っている。

もちろん、機械によって歌のピッチの正確さを判定したり、ビブラートやしゃくり等、様々なテクニック的なものがどの程度使えているか、という数値的なものを単純にはじき出すことはできると思う。

でも、人が歌を聴いていて、上手いなぁ(*´▽`*)♪……と感じたり、思わず涙が出るほど感動したりすることは、決して機械で判定した数値が高いからではない。
あえて誤解を恐れずに言うなら、所詮キカイくんに人の感動を完全に数値化することなどは (少なくとも現時点では) 不可能だ。

もっとも、キカイくんの採点で歌を正しく歌えているかどうかの大まかな目安になることは間違いないし、少しでも高い点数を取ることを目指す歌い方を頭から否定する気も毛頭ない。カラオケの楽しみ方は人それぞれなのだから。

ただ、なかなか高い点数が出ないといって嘆いたり、少しでも点数を伸ばさんとしてキカイにだけ気に入られるよな特殊な歌い方で高得点をたたき出したはいいが、それと引き換えに心底に幾ばくかの不満を抱え込んだり、というのでは本末転倒……というかもったいなくないだろうか?――そう言いたいだけなのだ。

カラオケは、上手い下手に一切関わりなく「楽しめる」エンタテインメントだ。少なくとも個人的にはそう思っている。

なんか、ここまでの話の流れだと、だったら採点なんてしなけりゃいいぢゃん、そういう結論に行きつきそうだ。でも、せっかくついている機能なんだから、楽しめるモンなら楽しみたい、そう考えてしまう私は、ただの欲張りさんだ( ̄∀ ̄)♪

要は、高得点にこだわりすぎることなく、
高い点数が出たら、それはそれでヤッター(≧▽≦)♪て喜び
低い点数が出たら、所詮はキカイ、私の歌は理解できまい( ̄∀ ̄)と流す
そういう鷹揚なスタンスで楽しめばいい。

そう、採点機能はカラオケの楽しみ方のひとつの「おまけ」なのだ、と。

そのために、点数の高低に依存しない楽しみ方のごくごく一例を、いくつかご紹介したいと思う次第。

■ カラオケ帰れま10

かつてテレビ朝日系列で放送されていたバラエティ番組の企画で、ロケ先の居酒屋、ファーストフード店、ファミレスに焼き肉屋、といった店舗の全メニューの中から1位から10位までの上位10品を予想するという、あの企画のパク……オマージュである( ̄∀ ̄)♪

要するに全国採点の1位から10位までをコンプリートしよう\(^o^)/という遊びだ。

全国採点の1位なんてとれないよー(>_<)💦
とお嘆きの諸兄、ご安心めされ( ̄∀ ̄)♪ 誰でも全国採点1位をゲットする方法はある。それは――

まだ誰も歌っていない曲を歌う🎤✨

これなら、どんな点数が出ようが全国採点「1人中1位」だ( ̄∀ ̄)♪
ね、簡単でしょ^m^

もちろん、何百人、何千人、あるいは何万人と歌っている中でも上位がとれるわっ!という猛者は、敢然と挑み、堂々と獲ればいい。

とにもかくにも、1位から10位までをみんなでコンプリートすればいいのだから(o^-')b♪
(7位~10位くらいが、なかなか難しいですよ♪(≧▽≦)♪)

本家の「帰れま10」は、コンプリートするまではホンマに帰れない、というのが企画の面白さのキモでもあるが、無論、こちらの「カラオケ帰れま10」は、コンプリートできなくても、時間が来たら随時解散してくれて構わない(^^♪

……まあ、24時間営業のカラオケボックスで、ガチでカラオケ帰れま10をやるのも、一興と言えば一興だけどねぇ……( ̄∀ ̄)


■ おひとり様いらっしゃい

「おひとり様」とは、全国採点モードで歌いだし、Aメロの途中で

全国採点1位確定!

と表示が出てしまう、嬉しいような虚しいようなフクザツな心境となるアレだ(笑)。
「そら、誰もとてへんもん、1位確定もクソもあるかいっ!」
思わず心の中でキカイくんにそうツッコんでしまいたくなるアレ。

だったらいっそ開き直って、そのアレ――全国採点「1人中1位」というむなしい「おひとり様」曲を、何曲歌いあげられるかを競ってみたらどないだ( ̄∀ ̄)♪――というお遊び。

オフ会などの多人数というよりは求道系のヒトカラを楽しむ人向けの遊びかもしれない^m^

■ スコアポーカー

これは、採点機能のある機種の中でも、小数点以下3桁が表示される機種でのみ可能なお遊びである。
要は、採点のスコアの5つの数字をトランプのカードに見立てて、ポーカーをしてみよう\(^o^)/♪ というわけだ。

大まかなルール (手役) は実際のポーカーに準ずるが、スコアポーカーにはひとつだけ弱点がある。それは――スペード、ハート、クラブ、ダイヤといったスートがない(*_*)――つまり、フラッシュができない!ということ。

そこで苦肉の策として採用するスコアポーカーにおけるフラッシュは、
奇数偶数という2つのスートを設定する。つまり
奇数……1、3、5、7、9
偶数……2、4、6、8、0
でスートを組み、
奇数のフラッシュ (例:91.573)、
偶数のフラッシュ (例:88.026)
といった具合に代替してみる♪(⌒~⌒)♪

あとは、手役によって点数をつけて総合点数を競うもよし、一番高い手役スコアを出した人が勝ちとするもよし、適宜、後述するようなローカルルールを加えるのもよし。

手役一覧 (👉:手役の例)

  • ファイブカード……5つの数字が総て同じ (*1)👉88.888

  • フォーカード……4つの数字が同じ👉1.999

  • フルハウス……同じ数字3つと別の同じ数字2つ👉92.922

  • フラッシュ……数字が総て奇数または偶数👉86.842

  • ストレート……5つの数字が連続している👉85.647

  • スリーカード……同じ数字が3つ👉90.00

  • ツーペア……同じ数字の2枚組が2組👉88

  • ワンペア……同じ数字の2枚組が1組👉88.012

*1:5つの数字が総て同じ:ハイスコアに100.000がある機種の場合は99.999もファイブカードとして認定してもオケーイだが、ハイスコアが99.999でカンスト (カウンターストップ) の機種の場合は、99.999の難易度が相当程度に下がる (カンスト出せる人は割と容易に出せる)ため、99.999はハイカード(ブタ)扱いとする( ̄∀ ̄)♪

なお、スコアポーカーはコンセプト的にスコアの美しさを競う遊びであるため、以下のようなスコアは、芸術点的な加点をしてもいいと思う👆

① 美しいスリーカード
スリーカードの中でも、小数点以下の3桁がキレイにそろったもの
👉91.666

② 美しいフォーカード
そもそも論で、フォーカードになるスコアというのは5つの数字のうち4つが同じ数字なのだから、どのパターンでも美しいものだが、とりわけ小数点以下3桁がそろった、即ち「美しいスリーカード」を含んだフォーカードのこと。
👉92.999

③ 美しいストレート
ストレートの中でも、並び替えせずに一直線に並んだもの
👉98.76587.654
なお、私がこれで遊んでいた頃は、JOYSOUNDの全国採点のスコアの下限が68.000だったため、
「上りストレート」(👉67.890や56.789)を出すことが現実的に不可能だったのだが、もし現在の全国採点でこの下限が変更されていたら、上記のような「上りストレート」も加えていいと思う(o^-')b♪

■ カラオケビンゴ

スコアの小数点以下の下2桁を使ってビンゴゲームをするというお遊び。
詳細についてはコチラ👇
長いから、基本的にシカトしてください(笑)
あくまで、こんなこともやろうと思えばできるよ♪という参考なのですw


◇◆◇◆◇◆◇

今日の〆の一曲は、Fortune Catsで『元気出してこーか

カラオケボックス「まねきねこ」の初代テーマソング。
個人的にはあまり利用したことがない「まねきねこ」(近間になかったのでね(^^ゞ💦)ではあるが、札幌在住だった頃はたまに使わせていただいたことがあり、その時にはいつも店内にかかっていたなぁ……という曲である。

印象的なサビのフレーズの歌詞に元気づけられていた記憶がある(⌒~⌒)♪

ちなみに、この曲、カラオケにも配信されており、過去に一度だけ歌ったことがある。記録していたタイムスタンプを見たら、「2012年5月28日」…もう10年以上前だ(笑)

なお、その時のスコアは92.647。その日歌った80曲中12曲叩いた「ブタ」スコアの一曲だった^m^💦

ついでといってはナニだが、この日の80曲で記録したスコアで「カラオケポーカー」すると、3カード以上の大きな役がついているのは以下のとおり――

◆スリーカード
83.533 激愛メリーゴーランド/Psycho le Cemu
84.777 This is Love/宇多田ヒカル
89.799 陽の当たる場所/MISIA
90.100 最終列車/ムック
91.110 What a feeling[Flashdance]/麻倉未稀
92.272 脆い午後/中森明菜

◆フラッシュ
86.082 世界で一番君が好き?/平井堅
88.260 世界でいちばん熱い夏/PRINCESS PRINCESS
97.173 ロンリー・チャップリン/鈴木聖美 with RATS&STAR

◆フルハウス
88.899 明日にとどけ/Like Uncolored Velvet

奇しくも、夢のファイブカード (88.888) にあと一歩という惜しいスコアが出ている日だった模様♪( ̄∀ ̄)♪

まあ、2010年の4月から2013年の4月までのスコアが記録として残っていたが、延べ9,496曲歌って、結局88.888は一度も出ていない(*´Д`)


おっと、今宵ももうこんな時間だ。
まだまだ新しいキーボードを扱いきれていない (特に、左下のファンクションキー[Fn]とコントロールキー[Ctrl]キーの位置が今までと反対になってるってヤツ、これ地味にイラつくわww) が、タッチタイピングの方は徐々にキーボードの距離感がなじんできた。

今日は、雪かきが朝イチ4時からの1回1時間ちょっとというこれだけで済み、パソ子ちゃんに向かう時間が多く取れたのもラッキー🍀だった✨


そんなこんなで、
明日も、なるべく多くの人が、
身の回りに人もお金も幸運も招くハッピーな一日でありますよう✨✨


■ おまけ

 今回の画像しりとり列車 (191両目) の前の車両です。タイトル「逆さま」と下のネタ画像で、なにこれ?て引っかかりを覚えた方がおられましたら、時間が許すような時にでも、覗いてみてやってください。


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松平雅楽守
こんなダラダラと長ったらしい記事に最後まで目を通していただき、その忍耐強さと博愛の御心にひたすら感謝☆です ありがとうございます ご覧いただけただけで幸甚この上なっしんぐなので サポートは、私なんかではなくぜひぜひ他の優れたnoteクリエイターさんへプリーズ\(^o^)/♪

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