かるたの「や」 ――画像しりとりはじめました(#127)
(#126) 居丈高→「か」→かるたの「や」
「やめろっと言ぃわれてぇもぉ~」
「ヒデキー♪…とか言う思たん?
早よ寝なさい」
……ダメか。
さすがはワイのオカン、ちっとやそっとぢゃごまかされへんなぁ( ̄~ ̄)💦
駄菓子菓子っ!
今週の6曲目、西城秀樹で『激しい恋』
そう、
やめろと言われたら (ヒデキー♪)
よけいに燃えあがる (ヒデキー♪)
……ってコトよ( ̄∀ ̄)♪
ワイは続ける。
なぜならワイはプロや、猿ゴルファープロや!(逆や!)
将来、プロのゲーマーとなって食うて行くためには、こんな母親の妨害ひとつでハイそうですか、と白旗上げるワケにはいかんのや!
許せオカン🙏
――それにしても、ワイが今ハマっている、この『女神転生』というゲーム、これは画期的なゲームやな。
もともとは、小説『デジタル・デビル・ストーリー』という西谷史の伝奇SFシリーズの第一弾『女神転生』が原作だ。
当時、角川が流行らせだしたメディア・ミックスの流れで、この小説も、発売から1年後にOVAが制作され、同年にゲーム『デジタル・デビル物語 女神転生』も作られた。
コチラ(👆)は、OVA及びゲームのパッケージイラスト。
原作小説そしてOVAのボスキャラは、ここに映っているなんかスンゴく硬そうな胸毛(?)が生えてる紫色の越後獅子ヘア魔神、ロキ。
まあ、ゲームでは第2ダンジョンとなるヴァルハラ回廊を支配する中ボスキャラにすぎないのだが…( ̄∀ ̄)
とまあ、そういったストーリー的なものは置いとくとして、ここで強調したいのは、このゲームにおける画期的なシステムだ。
この『女神転生』は、ジャンルとしてはRPGにカテゴライズされる。
このジャンルでは、前年の1986年に『ドラゴンクエスト』が登場してスマッシュヒットを飛ばし、
翌1987年1月には、『ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々』が登場、これまた大ヒットとなり、ファミコン界におけるRPGのスタンダード的な立ち位置を確保していた。
ちなみに、ファミコンRPGの両翼と呼ばれるもう一つの雄、
『ファイナルファンタジー』は、この年の12月に発売される。
そして『女神転生』は、その両者の間となる1987年9月に発売された。
RPGのスタンダードとなる『ドラゴンクエスト』では、基本的に、主人公が外をうろついてるモンスターを倒し、経験値を重ねることでレベルアップ、立ちはだかる敵を倒しながらストーリーを進行させる。
いわば、外をうろつくモンスターは、主人公を成長させるための「エサ」にすぎない。
まあ、こういったシステムは『ドラゴンクエスト』だけに限ったことではない。もう一つの大御所となる『ファイナルファンタジー』もそうだし、『ウィザードリィ』も『ウルティマ』も、その他後続のRPGも、ほぼ同じだ。
だが、この『女神転生』だけは、最初から独自路線を進んでいた。
このゲームでも、基本的にダンジョン内に現れる悪魔を倒すことで主人公の二人、中島朱実と白鷺弓子のレベルが上がる。
しかし、現れる悪魔は戦って倒すだけではなく、
交渉して仲間に引き込むことができるのだ。
これは『ドラゴンクエスト』に熱中していたワイの目からもウロコがパラパラと剥がれ落ちた。
「戦う」か「逃げる」しかなかった選択肢に「話す」という斬新な選択肢が増えたのだ。
交渉は単純に楽しい(⌒~⌒)♪
最初のうちは仲魔(*1)に引き込むために、相手の要求を丸のみする一方だったが、慣れてくると、こちらもできるだけ安く「浮かそう」と、時に要求を突っぱねたり、あるいは妥協したり、と駆け引きを楽しむようにもなる。レベルが低い相手ならこちらから強気な態度に出たり脅したりして「仲魔になるから許して!」などという言葉を引き出すことすらもできる。
戦うのが厄介なレベルの高い相手であっても、交渉によって、金品の授受やアイテムとの交換等で戦わずにやりすごすことだって可能だ。
悪魔の種族によってはどう交渉しても絶対仲間にならないものもいて、そういう悪魔は、容赦なく倒して中島と弓子の経験値となってもらうのに躊躇はない。
が、交渉次第では仲魔になる連中については、同じ倒すにしても、倒した後に一抹の罪悪感が残る(*´Д`)。
ましてや、立ちはだかる悪魔の中には、見た目がかわいい女の子(ネコマタ) や、
原作やOVAでは、頼りになる相棒でもあった忠犬(笑)ケルベロスなんてのもいて、ここらへん、倒すのがとてもつらい(*´Д`)。
ちなみに、もし、こちらの仲魔に同じネコマタだったりケルベロスだったりがいた場合は、話しかけると
「ガンバッテネ」
とエールを送って去っていく♪(*´∇`*)♪
だから、こちらに同族の悪魔がいるにも関わらず、フトコロ具合からやむなく倒してしまった(*2)時などは、その戦闘後の罪悪感たるや…( 一一)
ああっ、ネコマタちゃん、そんな目でワイを見ないでくれっ(>_<)
仕方ないんや、こうしないと、そもそもキミを連れ歩くための生体マグネタイトが確保できないんやっ!(T_T)
――などと、ついつい被害妄想にも似た感情が湧き上がったりもする。
ただ、こうして仲魔に引き込んだ悪魔は、中島や弓子と違って戦闘勝利によってレベルアップはしない。
そのため、仲魔になってくれた当初はめっちゃ頼もしかった悪魔も、いずれは戦力としては物足りないパーティのお荷物となり、そのうちに、レギュラーとしてパーティに加われないどころか、ベンチの中でもストックを圧迫するだけの存在となり、やがて戦力外通告を余儀なくされる日が来る。
ここで、このゲームのもう一つの画期的なシステムに触れねばなるまい。それが――悪魔合体だ。
「邪教の館」という場所において、任意の悪魔2体を合体させて新たな悪魔を作り出すことができる。つまり、パーティを組む仲魔は、経験値を積むことではなくこの悪魔合体によってレベルアップを図るのだ。
これは、ワイの……いや、恐らく総てのプレイヤーに共通するだろうコレクション魂を刺激してやまない。
ありとあらゆる組み合わせを試し、どんな新しい悪魔が誕生するのか知りたくなる、というのが人の性というものだろう( ̄∀ ̄)
ある程度ストーリーが進んだところで、新たな組み合わせを試すためにひたすらダンジョン内をうろついては仲魔集めに勤しむ、というプレイスタイルは、さながら『北斗の拳』に登場するアミバのデク狩りに匹敵する鬼畜の所業ともいえる。
無論、この悪魔合体にも、ある種の哀切を伴う。
なぜなら、悪魔合体をするということは、交渉でスカウトして一緒にパーティを組み共に戦ってきた仲魔とのお別れでもあるからだ。長く戦ってきた悪魔ほど、この別れの瞬間の哀しさ、寂しさは筆舌に尽くしがたい(T_T)。
――とまあ、『女神転生』におけるゲームプレイは、それまで、単に倒すだけ、主人公がレベルアップするための経験値の素にしか過ぎなかった「敵」に、大きな血を通わせたといってもいいだろう。
要するに、このゲームでは、敵となる悪魔がめちゃくちゃ生き生きとしているのだ。
さて、ワイがハマっている『女神転生』シリーズの奥深さは、こんなものでは語り尽くせない。まだまだ序章といっていい。
この『女神転生』が発売されてから3年の時を経て、待望の続編
『デジタル・デビル物語 女神転生Ⅱ』が発売となった。
そしてワイは、このゲームで、またしても衝撃の体験をすることになる。
それが――
ん?
なんや、これからっていういい時にワイのスマホがごっつブルブルいうとるなぁ……。ドアをバリケードで固めて部屋に入れんようにしたから、さてはオカン、スマホで説得にきよったか……。
フッ、甘い。甘いで、オカン。
今さら言葉で説得されるくらいなら、オープニングの「やめろっと言ぃわれてぇもぉ~」のくだりでとっくにやめて、大人しく寝とるがな( ̄∀ ̄)♪
――おっと、通話やなくてメールやな。
ますます効果なっしんぐやろ^m^
「外を見なさい」
?(・_・)?
まあ、部屋入れんから、外からなんかアピールするんかな。もう時間も時間なんやし、やかましゅうしてご近所さんの迷惑にならなええけどなぁ――
……お、オカン…(◎o◎)……
ワイはアンタを見くびっとったわ…
まさか、大阪府を動かすほどの実力者やったとは……( ゚Д゚)!
負けや……ワイの負けや……orz
今日のところは、ここでお開きやな(*´Д`)
『デジタル・デビル物語 女神転生Ⅱ』以降の話は、残念やけどまた今度や。堪忍したってな。
ほな、どなたさんも、ごきげんよろしゅうm(__)m
◇ ◇ ◇
さて、今日の一曲。キーワードは「女神転生」ってことで
今週の7曲目、YOURI with THE CASHで『LADY YOUR EYES』
OVA『デジタル・デビル物語 女神転生』のED。
歌っているYOURIは、ピンでは杉本誘里名義で歌手として活動していた人。
このOVAでは高見沢京子役で声優にも挑戦しており、ワリとあっさり殺されちゃう役をそれなりに好演している^m^
本業の歌の方は、ハスキー気味の声が個人的にはけっこうツボだ(*´▽`*)
おっと、今宵ももうこんな時間だ。ホントはもうちょっとゲームをする時間もとりたいトコだが……( ̄~ ̄)
そんなこんなで
明日も、なるべく多くの人が、
やめろっと言われずに済む、スムーズな一日を過ごせますよう✨🌈
■ おまけ
今回の画像しりとり列車 (126両目) の前の車両です。タイトル「想定外」と右下のネタ画像で、なにこれ?て引っかかりを覚えた方がおられましたら、時間が許すような時にでも、覗いてみてやってください。