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コアラ              ――画像しりとりはじめました(#88)

(#87) 水も滴るいい男→「こ」→コアラ

尾身としのり?

誰だい、そいつは?



そいつ ↓

んー……ネタ画像見た時は、パッと見の第一印象でそう見えたのだが、こうして実際の画像と比較してみると、言うほどそっくりってワケでもないなあ(^^ゞ。

ま、ここはひとまず、似ているという前提で話を進めるとしようか←強引が過ぎる

よく、「この世には自分とウリふたつのそっくりな人が3人いる」と言われる。どこまでの相似を「そっくり」と定義するかにもよるのだろうが、地球上には現在80億人近い人間がいるのだから、そら、自分とそっくりの人間が2人や3人いても、何の不思議もなかろうもん。そう思う。

ただ、遺伝子レベルでそっくり、というか全く同一の双子を含め、そっくりさん2人を題材にした小説やドラマは、これまでに多くの作品が世に出ているが、「そっくりさん3人」が一堂に会してどうしたこうした、という話はあまり、というか、正直まるで聞いたことがない。

藤ヶ谷太輔主演 (二役)ドラマ『ミラー・ツインズ』(2019)
幼少時に誘拐事件によって生き別れになった双子の兄弟が
一方は刑事、一方は犯罪者として言わば対極の人生を送ってきた末に再会することで
巻き起こるストーリー。

無論、これは単に自分が知らないだけで、本当は、こんな話があるよ、というのはあるはずなので、御存じの方がいらっしゃったら、ぜひともこっそりと教えていただきたい^m^。

広く浅い知識に限定すれば、何でもかんでもネット検索ですぐ手に入るこの御時世である、一応、ひととおりの検索ワードで調べてみたが、ヒットしたのはせいぜい『3人の信長』という映画だけだった。

ただ、この映画に出てくる「3人の信長」は、結論から言えば3人とも影武者であり、しかも、3人とも顔が全然似てないのだwww
(ちなみに、演じているキャストは、TAKAHIRO、市原隼人、岡田義徳――うん、似せる気まるでなっしんぐ(o^-')b♪)

この映画、実際にはまだ見ていないので詳細については分からないが、あらすじを見る限り、3人が3人ともそれぞれに自分が信長だと主張し (そら影武者だもんなぁ(・_・))、その3人を捕らえた今川軍は、どれが本物かを見極めようとあの手この手を尽くすのだが、容易には特定できない……というストーリーだ。

3人の信長

ここには、時代的な背景として、「本物の織田信長」を人定できる者がいない (*1)wということが前提条件としてあるから成立するストーリーでもあるが、だからこそ「似ていない3人」なんだろうな、という予想はつく。

*1:「本物の織田信長」を人定できる者がいない:写真があり、テレビやインターネットといった映像メディアがある現代と違って、戦国時代の世となれば、誰もがその存在を知っている有名人であれ、その姿を実際に見たことのある一般人など限られたごく一部だ。
 京極夏彦の『姑獲鳥の夏』にいみじくも記述があった「凡そ一般の人々にとっては徳川家康よりも妖怪ダイダラボッチの方がはるかにリアルだ」というのは、まさにそういうことだろうと思う。

織田信長で「そっくり」を扱った作品と言えば、ドラマにアニメ、映画にもなった『信長協奏曲コンツェルト』がある。

この作品は、現代の高校生が戦国時代にタイムスリップして、たまたまそっくりだった若き日の信長と出会い、二人が入れ替わることによって展開するストーリーである。

してみると、「そっくりさん」を扱うストーリーに「入れ替わり」という要素は、ほぼ不可欠と言っても過言ではない。

となれば、さすがに3人は多すぎるかもしれない。3人と言えども、だ。

せっかく「この世には自分とウリふたつのそっくりな人が3人いる」というフレーズは誰もが一度や二度は聞いたことのある定番だというのに、それが生かせるストーリーが難しい、というのはちょっと残念な気がする。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

この世にいるとされる自分とそっくりな人3人が一堂に会することが、フィクションであれノンフィクションであれ難しいとしても、そっくりな人1人となら、偶然出会った、という話はちょくちょく聞く。


しかし、自分とそっくりな人、それは本当に人なのか?――という話。

結論から言えば、「ドッペルゲンガー」という存在のことだ。
ドッペルゲンガーはドイツ語であり、余談になるが、頭の「ドッペル」は、大学生ならあまり耳にしたくない言葉の筆頭 (*2) かもしれない (笑)。

*2:「ドッペル」は、大学生ならあまり耳にしたくない言葉の筆頭:ドイツ語の doppel は、英語で言うところの double であり、要するに「留年」という意味である。「ドッペる」と動詞のようにも使う。

話を戻す。
ドッペルゲンガー (Doppelgänger) は、英語で言うと「double walker」、つまり「二重に歩く者」というのが、直接的な意味。要するに自分と全く同じ人間が、忽然と目の前に現れるという現象を「ドッペルゲンガー現象」とも呼んでいる。

この場合の「もう一人の自分」は、そっくりさんではなく、まったくの自分の「復体」である。

そして、このドッペルゲンガーの恐ろしいところは、「ドッペルゲンガーを見た者は、ほどなくして命を落とす」とされているところである。

実際、多くの著名人が、この「もう一人の自分ドッペルゲンガー」を目撃しているらしい。
とくに有名なところでは、アメリカ第16代大統領アブラハム・リンカーンやロ シアの女帝エカテリーナ二世、日本では芥川龍之介などもこのドッペルゲンガーの目撃者だ。

かくして、歴史が示すとおり、
リンカーンは凶弾に倒れ、
エカテリーナ二世は病を得て、
芥川龍之介は自ら毒を呷った――。


ただ、ドッペルゲンガー事例をよくよく調べてみると、実はドッペルゲンガーを見てすぐ死んでる人はあんまりというか、ほとんどいなかったりする^m^

上記の三人の著名人にしても、然り。
リンカーンは、ちょくちょく自分のドッペルゲンガーを見ていたとされ、初めての選挙の前日の夜にもドッペルゲンガーを見た、と語っているので1832年にはドッペルゲンガーを見ている。暗殺される33年も前だ。

芥川龍之介も、ドッペルゲンガーを見たのは死ぬ間際のたった一度ではない。帝劇だったり新宿だったりと、幾度も見ている。

フランスの作家、アンリ・モーパッサンなどは、自らのドッペルゲンガーと親しく交流して、時には執筆中の小説の続きをいきなり語りだす、なんてことまでしている。

こうして見ると、確かに、死の直前にドッペルゲンガーを見た、という人もいるにはいるのだが、そういう人って、ちょくちょくだったり頻繁にだったり、大抵、その前にもドッペルゲンガーを見てるわけだから――

それって、ドッペルゲンガーが死因じゃなくね?(・_・)


単純なアホの子の自分は、そう感じてならないのだ( ̄∀ ̄)。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

さて、今日の一曲。キーワードは「3人よりも2人」。

今週の1曲目、鈴木雅之・島谷ひとみで『ふたりでいいじゃない

鈴木雅之マーチンは、定期的にデュエットソングをリリースしていることでもつとに有名である。

2007年ということは15年前だからなぁ…、島谷ひとみさんが若い( ̄∀ ̄)


おっと、今宵ももうこんな時間だ。今日もギリギリを攻めているぞ💦💦

〽ギリギリのオトナたちが
  積み重ねてるすべてのもの
  壊さなきゃ新しい明日は来ない

――でもね、ほっといてもあと数分で明日は来ちゃうのよ……(*´Д`)


そんなこんなで、
明日も、なるべく多くの人が
自分とそっくりな人にバッタリ出逢っても、あわてず騒がず、笑ってこんにちは♪ と言える一日でありますよう


■ おまけ

 今回の画像しりとり列車 (88両目) の前の車両です。タイトル「水も滴るいい男」と右下のネタ画像で、なにこれ?て引っかかりを覚えた方がおられましたら、時間が許すような時にでも、覗いてみてやってください。


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松平雅楽守
こんなダラダラと長ったらしい記事に最後まで目を通していただき、その忍耐強さと博愛の御心にひたすら感謝☆です ありがとうございます ご覧いただけただけで幸甚この上なっしんぐなので サポートは、私なんかではなくぜひぜひ他の優れたnoteクリエイターさんへプリーズ\(^o^)/♪

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