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イギリス旅行記-スコットランド・湖水地方を中心に⑤-

 夏休みを利用してスコットランド、湖水地方を中心にイギリス旅行をしました。現地発着ツアーで出会った人々との語らい、トラブル、ハプニングに遭った際にサポートしてくれた人、そんな人たちを想いながら、5回に渡って、イギリス旅行記の様子を皆様にご紹介したいと思います。最終回の今回はロンドンでのフォートナム&メイソンでの買い物とヴィクトリア&アルバートミュージアム見学の観光記です。(1回目2回目3回目4回目


ロンドン

 前回イギリスを旅行をしたときはロンドンを中心に回ったのですが、今回は大英博物館と並ぶ美術館である「ヴィクトリア&アルバートミュージアム」を訪れました。また、紅茶の美味しい店として有名な「フォートナム&メイソン」で紅茶を買いました。

フォートナム&メイソン

 ロンドンにある老舗の百貨店ですが、紅茶の専門店として有名です。1階が紅茶を専門に販売をしているフロアなのですが、紅茶のみならず緑茶、ウーロン茶など様々な種類のお茶のほか、ジャム、お菓子類など紅茶と一緒にたしなむお菓子類なども販売しています。

 フォートナム&メイソンはロンドン地下鉄のピカデリー・サーカス駅から歩いて2~3分ほどのところにあるのですが、通りを誤ってしまいどこなのかとうろうろしていました。そんな時日本の和菓子屋さん「源吉兆庵」というお店に気づき中に入りました。中の店員の方は日本人の店員の方で、その方に日本にも「源吉兆庵」があるのかを訊ねたところ、羽田空港などにも同じお店があるとのことでした。(お店の外観を写真におさめればと今にして思います。)

源吉兆庵HP

宗家 源吉兆庵 (kitchoan.co.jp)

ロンドン源吉兆庵のHP

K.Minamoto Online Store: WAGASHI | London (kitchoan.co.uk)

 道に迷いながらも何とかフォートナム&メイソンに到着したら、中は中国人観光客でいっぱいでした。中国人観光客による「爆買い」という言葉がありますが、フォートナム&メイソンもご多分に漏れず、多くの中国人観光客がお土産をたくさん買っていました。私は店頭に並んでいる紅茶ではなく、茶葉自体を選択して買いたいと思い、茶葉を扱うコーナーにいる東洋系の店員に英語で話しかけたら日本人でした。思わず、日本人の店員もいるのですか?と訊ねたら、自分を含めてフォートナム&メイソンには2人の日本人店員がいるとのことでした。

 お奨めの紅茶を買いたいと訊ねたところ、オーソドックスなダージリン、アールグレイがいいとのことだったので、それらを買いました。前回トワイニング本社でお土産を買ったときと同じ種類だったのですが、トワイニング本社で購入した紅茶がおいしかったので、ここでもそれに倣うこととしました。

フォートナムアンドメイソン入口

ヴィクトリア&アルバートミュージアム

 19世紀のイギリス繁栄期に君臨した君主ヴィクトリア女王とその配偶者であるアルバート公の名前にちなんだ博物館です。ビクトリア朝時代の部屋の内装を再現した展示のほか、イギリス王室のコレクション、アジア世界における展示物をメインとした博物館で、博物館全体をきちんとじっくり見る場合には最低でも1日はかかると見込んだほうがいいでしょう。

ヴィクトリア&アルバートミュージアム中庭

 上の写真は博物館の中庭に当たります。博物館自体は無料で開放されているため、子連れの家族が憩いの場所として中庭でくつろいでいる様子を目にしました。

パリ万博の展示物

 写真の左上に"JAPAN"と記されていることからもわかる通り、こちらは日本の展示物になります。日本の展示物の目玉が上にある写真でパリ万博の際に出展されたものだそうです。

中国のモダンアート

 こちらは中国の展示物でモダンアートの一つになります。古代から近代にいたる様々な展示物があったのですが、レトロチックな雰囲気を漂わせるこのポスターに惹かれ写真、ビデオに収めました。

南アジアにおける伝統的正装

 南アジア地域、インドなどにおける伝統的な正装だそうです。シックながらも荘厳とした雰囲気を感じさせます。

日本の工芸品をイメージしたイス

 写真の出来栄えがよくないため、恐縮ですが、こちらの展示物は日本の工芸品をイメージして作られたイスだそうです。

旅行先での中華料理

 旅行における楽しみはその土地の食を楽しむことにあることには間違いないのですが、ヨーロッパできちんとしたものを外食しようとするとかなり高くつきます。そのため、私はコスト削減かつそれなりにきちんとした食べ物を食べるとき、中華料理店に行くことが多いです。

 コスト面以外でも、中華料理は野菜を使った料理が多く、また日本の中華料理店のような濃い味付けでもないため、ともすると旅行で崩れがちな栄養バランスを整えるという意味合いもあります。また、メニューの内容も漢字のメニューと英語のメニューが書いてあることで内容がどのような料理かというのがイメージしやすくその意味でも外れがないかと思われます。

中華料理屋によくある醤油。キッコーマン醤油がブランド品になっています。

 外国旅行をされる方で日本食が食べたいと思う方も多いかと思われます。ただ、日本料理店での日本食は寿司、ラーメンといった品物が中心で栄養バランス面で問題があるのではと感じさせるケースが多かったりすること、費用対効果の点で中華料理と比較する際にあまりよくないのではと個人的に感じています。

 ちなみに今回の旅行では私は4回中華料理でごはんを食べました。皆さんが個人で旅行される際にはどんな料理を食べたいと思われますか。

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