WEBで振り返りながら自己紹介をすると?!(8・大学編~入学)
前々回の「大学進学編」を踏まえて、ようやっと大学編です。
主に大学1年生の話ですが、今回は、「ボランティア」という言葉、そしてあの「NPOの名著」が出てきます。
時は2000年。介護保険制度開始の年に福祉学部のある大学に入学をしました。親戚からは「これで就職の心配はしないでいいね」なんて言われたものでした。
ところが、大学のクラス(基礎ゼミ)では先生から『人間とは何か』という本を読ませる。
https://www.amazon.co.jp/人間とは何か-岩波文庫-マーク-トウェイン/dp/4003231139
みんな「人の役に立ちたい」といった利他的な思いで大学に入ったのに
「人間は利己的な存在だ」と本には書いていてみんな打ちひしがれたもの。
もう一つ本にまつわる話。同じ先生がもう一つ本を勧めていてそれがピーター・F・ドラッカー。ちょうど、ドラッカー三部作というものが出版されていてそこそこ書店には置いてありました。その中の『プロフェッショナルの条件』というものを買って読みました。
https://www.amazon.co.jp/プロフェッショナルの条件――いかに成果をあげ、成長するか-はじめて読むドラッカー-自己実現編-P・F-ドラッカー/dp/4478300593
当時、クラスの友達から感想を聞かれ「うーん。いろいろ書いてあったけど『貢献』が大切ってことかな」と答えたのを今でも覚えています。
そして、その関連で読んだのが『非営利組織の経営』です。日本においてNPOを広げたのはドラッカーの「貢献」が大きいのです。私にとっても大きな存在で、今でも悩んだときに読むと答えが書いてあったりする「バイブル」と言っても過言ではありません。
ところが、ゼミのテーマが「NPO・ボランティア」となったのは、『非営利組織の経営』という意識はありません。どちらかというと大学1年生のボランティア体験の方が大きいです。
次回はそのことを書きたいと思います。
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