河出書房新社
「文藝別冊 ベートーヴェン 生誕250年」
今回この本を手に取るに至ったのは、私がお世話になっているボイストレーニングの先生から聞いた話がきっかけだった。とてもありがたいきっかけだったと思う。この話を聞かないと私は興味を惹かれなかったわけだし、もしかしたら今後も全く触れる機会がなかったかもしれない。
義務教育と短い学生時代で触れた、で終わるにはちょっともったいない。
ましてベートーヴェンともなると、多少は耳に入れてリズムやメロディを覚えたって損はないはずである。浅ましい気持ちが少なからずあったことは否定できな