mindsetとオットのこと
わたしのオットの1つの考えの中に「言霊」というものがある。
言霊というと何かスピリチュアル的な感じだが、そういうことではない。
「言霊」=『言葉』にする、という事は自分の気づきだ。
気づくことがFirst Stepで、最も重要なのはそこからどうするかの「行動」となる。
そこから何もしないのであれば、「気づき」さえも「思いつき」になり
「思いつき」はすぐに忘れ、何者にもならない。
言葉にもしないで思っているのは、何も考えていないのと一緒なのだと思う。
『言葉にして発声する』という気づきもまずはFirstSTEPとしては大切な事だ。
その後行動するかどうかは自分次第で変わりたいのかにかかっている。
そして変わったことで自分が満足するのかどうかを決めるのは自分だ。
わたしはオットの思考が好きだ。
彼は行動に対してのバックグラウンドを持っているし、
色々考えていることが多い。
もちろん人間なので感覚的や感情的になることもあるのだが
必ず振り返りをしている。
そして、私にアウトプットしてくる。
その時間がわたしは好きだ。
以前オットが言葉にしていた「言霊」についての考えを聞いていなかったので
冒頭に書いた「言霊」について今日の朝お皿を洗うオットに唐突に質問した。
そして彼は即答した
「バカ」とか「死んでしまえ」とかネガティブな言葉を言ってしまうと本当にそうなる事が「言霊」という事ではない
要は「言葉」にすることは「mind set」だと。
「言葉」にして何度も繰り返しているうちに、そっちの方向へ向かっていくんじゃないかなといった類のことを私に言った。
そしてお皿を洗い終えて「もうないの、(質問して)ねえ」と嬉しそうな彼がわたしは好きだなあと改めて思った。
知り合ってもう15年になるが、この人のことは本当に飽きない。
色々な気づきがあるし、何より話していて楽しいし、信頼している。
私が考える「信頼できる人」は「自信がある人」だ。
傲慢なそれとは別物で、色々な経験上のものが発生する全てが信頼に値するのだ。
オットは色々な失敗や挫折も経験してきている人で、
その経験があるから信頼できる人へと成長した。
『言葉』にして「気づき」を得て、そして行動する人だ。
失敗やチャレンジをしない、行動しない人は経験するチャンスを掴めていないわけで、その人を信頼する理由がない。
経験でしか、得られないもの、与えられないものがある。
オットはそれを持っている。