”幸福”の種明かし
私はここに、”幸福”の種明かしをしたい
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こんにちは、中原です。
みなさま、『青い鳥』をご存知でしょうか。
おそらく、多くの方が『幸福の象徴』として耳にしたことがあろうかと思います。
モーリス・メーテルリンク作の童話劇である『青い鳥』は、”チルチル”と”ミチル”という兄妹が夢の中で幸福の象徴である”青い鳥”を探す旅に出るが、最終的に目覚めたあと”青い鳥”を自宅の鳥籠の中に見つける、という物語です。
この作品を見たり読んだりしたことがある方ならわかると思いますが、本作は児童向けの童話劇であるにも関わらず、大変難解で物語の結末もかなり謎めいています。
さて、これから本題の『幸福の種明かし』をしていくのですが、初めに断っておきたいことが2,3ございます。
まず、そもそも幸福の正体を知りたくない人はこれより先を読まないでください。
自身の”幸福観”をある程度確立している人であれば、あるいは、参考程度にはなるかもしれません。
が、やはり読む前によくよく吟味していただきたいです。
準備ができた方から、読み進めてください。
「青い鳥は、ただの御伽噺だろう。」とおっしゃる方もいると思いますが、これから『青い鳥』と『幸福』について私の持論をつらつらと書いていきます。
間違った解釈もあるかもしれませんが、もし興味がある方は、このまま続きをお読みください。
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