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練習場所探しに苦労した話
4/23(金)・4/24(土)に開催した、ぺるあん史上初のスプリングコンサートの裏話を公開していきます!
第四弾では、練習場所となる学外施設の予約を担当した団員が、コロナ禍におけるオンラインコンサートならではの苦労を明かします。
第一弾はこちら▶▶▶「入ってよかった」と思える団体へ
第二弾はこちら▶▶▶夜に駆けるは思ってたより難しかったよ
第三弾はこちら▶▶▶『水の記憶』に登場する楽器
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当団体は、大学の学生団体から団室が割り当てられており、例年であれば団室で曲の練習を行うことができます。しかし、現在は感染症対策の観点から団室の利用が大幅に制限されており、外部施設での練習を余儀なくされています。
当団体では、感染症の拡大以来、外部施設で曲の練習と撮影を行い、演奏動画を公開する形で演奏会を開催していますが、この外部施設を探す作業がなかなか難しいのです。今回は、私が練習場所探しをするうえで感じた難しさについてお伝えしようと思います。
利用の制限と使用料金の問題
外部の練習場所は、大きく分けて二つ考えられます。一つは公共施設、もう一つは民間のスタジオです。
市や区の施設を借りる場合、費用は安く抑えることができます。しかし、利用にあたっては、利用者の居住地などの様々な制約があることが多く、誰もが利用できる施設はごく僅かです。そのため、使えそうな場所を探すのも大変ですし、スタジオに空きがなかったときの対処がしづらくなります。
一方、民間のスタジオは誰でも利用でき、設備が比較的充実していることが多いです。そして、選択肢が豊富にあります。しかし、金銭負担は大きくなります。2~3時間の練習を行えば、数千円、あるいは数万円かかることもあります。これを数回繰り返せば大きな負担となってしまいます。
楽器調達の問題
使用する打楽器の中に、持ち運びができないような大きな楽器がある場合、現地でのレンタルなどで対応しなければなりません。レンタルが可能なスタジオという条件をつければ、候補が非常に少なくなってしまいます。打楽器は持ち運びできないものがほとんどですから、弦楽器や管楽器の団体よりも難しいと思います。「施設の空きとメンバーの予定が合わない」問題当然ながら、メンバーの予定を合わせなければいけません、授業やアルバイトなどで忙しい人も多く、全員にとって都合の良い日時はなかなか見つかりづらいです。しかし、運よく全員の予定が合った時間帯にスタジオを確保できるとは限りません。その場合は別の会場を探さなくてはなりません。
空き状況をこまめにチェックしつつ、スタジオの面積、使用料金や付帯設備の情報などを細かく調べながら、以上のような様々な要素を総合的に判断し、会場を決めていくのです。
「撮影が可能かどうかがわからない」問題
演奏動画を撮影するためのスタジオ探しはさらに大変です。演奏者の位置から離れた位置にカメラを設置できるよう、大きなスペースが必要になります。スタジオが大きくなれば、その分費用も高くなります。とはいえ、狭すぎて撮影ができなければ元も子もありません。負担を最小限にするため、ギリギリ撮影ができるくらいの大きさのスタジオが用意できれば良いのですが、撮影ができるかどうかは実際に現地に行かないとわからないので、本当に難しいです。
長くなってしまいましたが、一言でいえば練習場所の用意は一筋縄ではいかないということです。「団室が使えるたらいいのに」と、何度思ったことでしょう。入団して約1年が経過しますが、いまだに団室に入ったことがありません。
最後までお読みいただきありがとうございました。