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火曜日は火曜日らしく振る舞わないと

小学校の頃から、曜日に対するこだわりがあった。

例えば、月曜日は普通よりちょっと調子が良い感じ。
好きな服を着て、好きなものを食べて、好きなことをして、明るく楽しく、月曜日らしく振る舞わなければならない。

火曜日は1週間で一番ダメな日。
あまり好きでない青系の色の服を着て、あまり心踊らない料理(焼き魚、野菜炒めとか)を食べて、面白くない宿題を頑張る必要がある。火曜日に楽しい遊びの予定や、面白いテレビ番組が入っていると、そのイベント自体は楽しいはずなのに、火曜日らしくダメな1日にできないことにモヤモヤしていた。

私にとって一番最高の曜日は水曜日である。水曜日は一番お気に入りの服を着て、大好きな料理(グラタン、ピザなど)を食べる必要があった。多くの人にとっては土日が好ましい曜日だろうが、私にとって一番輝かせる必要があるのは水曜日だったのである。

最近はそのような曜日のこだわりも少なくなってきているが、依然として自分の中に曜日ごとのイメージが強く残っている。
誰に言われたわけでもないのに、自分で曜日のイメージを生成し、現実をイメージに近づけようと意識しながら、1週間を暮らしている。


各曜日のイメージ
月曜日
割と調子が良い。

火曜日
嫌いな服を着て、苦手なものを食べて、嫌いなことをするダメダメな日。

水曜日
一番輝いている。

木曜日
水曜日には劣るが、とても好ましい。

金曜日
夜のイメージ。夜になるとワクワクする。

土曜日
1日が充実している。昼が長い。

日曜日
楽しいけど終わりが見えるような、夕方みたいなイメージ。


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