第002講:【貯められます!】積み立て投資を始めたいけどお金が無い人へ【1〜3万円】
はじめに
積み立て投資してますか?
老後資金を貯めるのに最も効果的であり、誰にでもできる再現性の高い資産形成方法の一つが積み立て投資だと言われています。
投資なんて興味無いよ、貯金の方が確実でしょ、という方はこちらの記事もどうぞ。
しかし、積み立て投資するにしても、毎月コツコツ積み立てするのは中々難しいと感じる人も多いかと思います。
そこで、本記事では積み立て投資をするために、お金を捻出する方法として、固定費の支出を減らす方法をご紹介します。
想定する読者
✔投資でお金を増やしたい!でも投資にあてるお金がない!という人
✔積み立てNISAやiDeCoが良いって聞いたけど、毎月積み立てられるお金の余裕がない!という人
✔既に投資はしているけど、もっともっとたくさん投資したい!という人
この記事を読んでわかること
✔固定費を節約してお金を貯める具体例
✔喫煙者がお金を貯める方法
3つの見直し
積み立て投資は毎月お金を積み立てるため、ある時だけ頑張って節約したり、ボーナスをあてにしてお金を準備することは難しいです。毎月確実にお金を準備するために、あなたは何ができるでしょうか?
答えは、固定費の見直しです。
その中でも特に効果が高い固定費の見直しを3つ紹介します。
1. 通信費の見直し
あなたはスマホの通信費に毎月いくら使っていますか?
7000円くらい?
もし、4000円以上かかっている人は今すぐ見直しを考えましょう。
特に3大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)を使っている人は格安SIMへの乗り換えを強くオススメします!
格安SIMに乗り換えると、多少の差こそあれ、だいたい毎月2000円〜3000円くらいの出費に抑えることができます。
7000円が3000円になったとすると、毎月4000円を投資に回すことができますね!
夫婦二人分ならその倍の8000円、子供さんの分もあればさらに節約効果が高まります。
僕自身は格安SIMを使っていて既に4年以上が経過していますが、毎月のスマホ料金は2000円程度です。特別、通信環境に困ってもいません。家ではWifiがあるので、通勤時や外出時にニュースを見たりYouTubeをラジオ代わりに聴くことも多いですが、3GBのプランで十分だと感じています。
ちなみに、僕はNifMoを使っています。
ぜひ、格安SIMを使っていない人は検討してみてください!
2. 光熱費の見直し
光熱費の中で簡単に節約できるのは電気代です。
と言っても、こまめに電気を消したりコンセントを抜いたりしようというつもりはありません。
そのような節約は労力の割に効果が小さかったり、生活の質が下がるように感じてしまう人もいるので、できる人だけ行ってください。
僕がオススメするのは、電力会社の変更です。
2016年の4月から電力自由化が始まり、電力会社を選べるようになりました。
各社のサービス内容や料金体系が異なるため、あなたの生活スタイルに合った電力会社を選ぶことで、電気代を安く抑えることができるのです。
様々なサービスがあるので、例えば価格comなどの比較サイトで、料金シミュレーションを行ってみてください。
僕は1年ほど前から楽天でんきにしていますが、毎月1割くらいは安くなりました。さらに楽天ポイントも貯まり、楽天市場での買い物でもポイントが貯まりやすくなっていて、とてもお得です!
加えて、ガスについても楽天ガスに変更しました。こたらは料金体系は変わらないのですが、楽天でんきと楽天ガス両方使うと、楽天ポイントがさらに貯まりやすくなります。楽天経済圏で生活している人には絶対にオススメです。
3. 保険の見直し
あなたは毎月保険にいくら支払っていますか?
僕の家は家族四人合わせても月に3000円くらいです。3万円ではなく3千円です。
保険って、よくわからないまま、勧誘されるがままに、皆が入っているから、安心だから、という理由で入ってしまっていませんか?
多くの保険は実は不要なものばかりです。
信じられない人は保険の約款をよく読んでみましょう。あなたは毎月保険料を支払って、それ以上のリターンを得られる気がしますか?(そうさせないように約款はワザと難解に長々と書かれていたりもするわけですが…)
本当に毎月それだけの金額を払う価値があるのか、見直してみてください。
積み立て保険は基本的に全く不要です。
元本保証されていて満期になれば元本以上に戻ってくるからお得!そんなキャッチセールスで契約してしまったあなた。
15年以上積み立てて10%も増えないはずです。
そもそも必要でないならば解約をオススメしますが、生命保険などどうしても必要と考えるのであれば、掛け捨て保険に変えましょう。
そして、積み立て保険と掛け捨て保険の差額分を積み立て投資に回しましょう。
結局、積み立て保険は、保険会社があなたのお金を投資運用して手数料(と言うには多すぎる額)をしっかり抜いて満期に少しだけ気持ちを添えて返してくれる商品です。それなら自分で投資した方がずっとお得、というわけです。
保険だと15年で10%も増えないですが、まともなインデックス投資ならば年利4%は堅いと思います。
今、解約すると元本割れすると思いますが、今すぐ解約して投資に回すべきだと思います。その方がトータルのリターンはずっと大きいはずです。
医療費に関する保険等も基本不要です。
日本は国民健康保険の仕組みがしっかりしており、高額療養費などの制度もあります。
高額療養費は月にかかる医療費が高くなっても、ある金額以上は払わなくてもよい、という制度です。
月に50万円の医療費がかかっても100万円かかっても、自己負担は8万円まで(この金額は所得によっても違います)で済むのです。
がんは二人に一人がかかる時代だから…とがん保険に入った人、よく確認してみてください。一生のうちにがんにかかる人は確かに二人に一人という統計データはありますが、がんに罹患するのは60歳を過ぎてから増え始めるのです。
一般的にがん治療にかかるトータル自己負担額は100万円もあれば十分と言われています。それなら、がん保険に入るよりも、保険料を貯蓄か投資して100万円を貯めた方が良いのではないでしょうか?
確かに、がん保険に入っていたおかげで得をした、という人も中にはいるかもしれません。しかし、それは宝くじに当たったようなものです。期待値は高くありません。保険に入ることで被保険者が得をするのであれば、保険会社の社員の給与はどこから出でいるのでしょう?少し考えればわかりますが、高い保険料で得しているのは保険会社なのです。
もし、親友に保険会社に勤めている方がいれば、どんな保険に入っているか尋ねてみましょう。良い保険ならば自社の様々な保険に入っているはずですが、果たしてどうでしょうか?
喫煙者はさらにチャンス?!
あなたは煙草を吸いますか?
もし、吸っている、という人はおめでとうございます!
楽してお金が増えて体調も良くなる方法があるんです。
それは、禁煙です!
1日1箱500円だと月に15000円。これを積み立て投資に回しましょう。
さらに健康にもなれて一石二鳥ですね。
方法は煙草を買いに行かない、ただそれだけです!
僕自身は全く煙草を吸わないので、禁煙する時の大変さはわかりません。ニコチン依存症になっているわけですから、気合いで頑張るというより、病気と同じく治療するという方が良いのではないでしょうか?
今回は積み立て投資するためのお金の話でしたが、金銭的な資産も大切ですが、何より大切なのはあなたの健康です。受動喫煙という観点で言えば、あなたの大切な家族の健康にも影響を及ぼしかねません。それらの健康リスクをとってまで喫煙するべきかどうか、今一度考えてみてください。
本記事のまとめ
・固定費を見直すことで積み立て投資に回せる資金を確保できる
・固定費として見直すべきなのは、通信費、光熱費、保険
・喫煙者は禁煙によって健康とお金両方がてにはいる