自分の知らない世界を知ろうとする
朝から母親(50代)が”うっせぇわ”に合わせて犬と踊ってる動画をLINEで送り付けられたmaiです。
母親の選曲にびっくりでしたが、私もああいう歳の取り方をしたいと思いました。
自分の知らない世界を知ろうとする姿勢ってすごく大切だなと思う今日この頃…
以前勤めていた病院で、長年いると「勉強会をしてください」って自然に振られるようになるのですが、でもそれって本当に必要とされている勉強会なのかなって疑問に思うことが多々ありました。
病棟にいる看護師30人のスタッフがいて、1年目から数十年クラスの先輩までいる環境なので、今知りたいことってそれぞれで当たり前だと思うんです。
自分が知りたくない、知る必要がないと判断したものに対し、人は情報を遮断しがちです。
少し知っただけで、もう充分、とわかった気になりがちです。
こうなったら、勉強会を開く人がどれだけ丁寧に説明しても相手に届かないんです。
仕事終わりの17:30から始まる勉強会…
記録も業務も終わってないことがほとんどで、残業確定で落ち込んでいるタイミングでの勉強会になるんです
日勤後の勉強会は自己研鑽だからって残業手当もない
これってどうですかね、なんか勉強する気が合っても疲れ切ってるし、早く帰りたいって正直思ってしまいますよね。
この環境って本当に自分が知りたくない、知る必要がないと判断したものに対し、情報を遮断しがちの状態に陥りやすいなっ感じます。
でも逆に、今自分が知る必要がないことを頑張って知ろうとすると、本当にあとあと役に立つことが多かったりします。
頑張って知ろうとする、今の自分に結び付けるために想像力を働かせるんです。
私は人工呼吸器はICUでしか扱わないので、一般病棟にいた私は人工呼吸器の話を遮断しがちだったんです。
今知っても生かせないなーって思っていました。
でも、人工呼吸器をつけていた患者さんの離脱後の看護で大切なことは何かっていうのが見えてきたんです。
こういうのって人工呼吸器は自分には関係ないって情報を遮断していたら、きっとずっと気づけないまま働いていたんだろうなーって感じたんです。
もうどうせ出なきゃいけない勉強会なら、情報を遮断するより、知ろうとする姿勢をもって出たほうが楽しかったっていう実感があったんです。
なので、それ以降は自分に関係がない分野の勉強会があっても、いやだなって思うことって少なくて資料にジャンジャン書き込んでなんか楽しく勉強会に出席できるようになりました。
実際、自分の知らない世界で活躍している人の考え方とか、ものの捉え方ってすごく勉強になります。
自分に必要がないって情報を遮断することってもったいない、そう思ったら、今まで嫌々出ていた勉強会も今では興味深々に聞くことができるようになりました。
自分の知らない世界を、今の自分に結び付ける想像力が大切、そんなお話でした。
最後まで読んでくださり
ありがとうございました。
また、お会いしましょう。
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