もらったプレゼントを罪悪感なしに手放す方法
「使っていないけれど、もらったモノを捨てるなんてできない」
「プレゼントを送ってくれた気持ちを大事にしたいから捨てられない」
「捨てたことがバレたら嫌われる」
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昔よくおばあちゃんに言われたのですが
「せっかくあげたのにmaiは全然使ってないじゃない」
わたしにとっては、
おばあちゃんが一番の強敵でした 笑
「使わないからいらない」
と断ると
「せっかく人があげようとしてるのに」
どどどどど、
どうすればええん?
この「プレゼントを贈る側」と「もらう側」の心理にどうも食い違いが生じていそう…
▶プレゼントを贈る側
プレゼントを渡す“瞬間”喜んでほしい
▶プレゼントをもらう側
モノの実用性や実際に自分が使うかを気にする
このあたりを深堀していきたいと思います。
ただ先に結論をお伝えすると、
私が考える、罪悪感なしにプレゼントを手放す方法は
「とことん使ってから手放す」です。
CHAPTER1
プレゼントとは
「親しい人の間での贈り物」
この場合、好意・愛情をもって送ってくれるモノがほとんど。
プレゼントを贈る側の感情がモノを介して相手に伝達され、
「気持ちを形にして贈る」という素敵な習慣だと私は思います。
CHAPTER2
プレゼントを贈る側の心理
誕生日、結婚、出産、などのお祝い
退職時など、今までありがとうの感謝の意
お葬式などのお悔やみ、故人をしのび、供養する
お歳暮などのような社会的な繋がりを維持したい
理由は様々だけど、共通して言えるのは
「愛情」「感謝」「恩返し」「繋がり」
など、とてもプラスな感情がモノに詰まっているということ。
プレゼントを贈る側の目的は
「相手を喜ばせたい」
プレゼントで相手が喜んでくれたら、自分も嬉しくなって幸せになりますもんね。
ただ、何を贈れば喜んでくれるか考えるときに、すこしサプライズも仕掛けたいと考えてしまうもの。
実用性があるトイレットペーパーや洗剤よりも、アクセサリーや雑貨、はたまた高価なモノなど、相手が喜び反応をしそうなモノを選びがち。
この、“喜んで欲しいモノ”が実用性に繋がらないことがネック
さらに、
プレゼントを贈った側は、相手からの見返りを少なからず期待しているといいことがポイントです。
見返りは求めないこと正義と言われがちです。
しかし、自分が贈ったプレゼントが喜ばれなかったら少し悲しくなりますよね。
この「見返り」はモノをモノで返すことではなく、自分があげたプレゼントで相手が喜んでくれるということも指すのではないかなと思いました。
そうすればプレゼントを贈る側の「相手を喜ばせたい」という目的も達成されます。
CHAPTER3
プレゼントをもらう側の心理
いや、私は素直に嬉しい。
好意を示してくれることはとてつもなく嬉しいです、
ただ、プレゼントをもらう側は、
モノに憑依している相手の感情と
モノ自体の実用性を重視します。
プレゼントを贈る側の心理でお伝えしたように、
実用性を重視して贈られるモノではないので
実際に自分は使わないな、という現象が起きるわけです。
そして「プレゼントが捨てられない」と悩んでいる方は、この憑依した感情とモノががっちりくっついてしまっている。
だから、もらったモノと感情は切り離して考えましょうね、と謳われているのも納得です。
CHAPTER4
もらったプレゼントをどうするか
まずは、素直に喜べばいいんだと思います。
相手も気持ちも嬉しいし、プレゼントを選ぶ・買うなどの過程に労力を使ってくれたこと自体もすごく嬉しいなと思います。
親しい関係性がある人からのプレゼントは、今までの身なりや持ち物は言動をくみ取ってプレゼントを考えてくれたモノが多く、自分のお金ではなかなか買えないモノを贈ってくれたりしますよね。
こういう時は本当にめちゃめちゃ嬉しいです。
とにかく、素直に喜ぶ!
今回の問題はそのあと、
貰ったプレゼントが自分は使わないモノだった時
この場合、私個人的には
とことん使う!
やっぱりもらったプレゼントをしれっと捨てるのは少し気が引ける…。
モノと感情は分離せよ!
と言われても、なんだかわだかまりが残ってしまうのが、私の本音でした。
なので、
自分では絶対に買わないけど、プレゼントでもらったモノは使用体験できる機会だと考えて、とことん使ってみます。
消費できる系(入浴剤、調味料など)は使い切るし、アクセサリーもつけてみます。
この前、最近流行っている200mlの水筒をもらったんです。
職場で梅昆布茶を飲むのにちょうどよくて毎日お弁当と一緒に使ってみました。
意外と使い心地が良かったんですが、洗い物や荷物が増えることにストレスと感じ3ヵ月ほど使わせていただいて、手放しました。
CHAPTER5
自分がプレゼントを贈るときに
注意していること
私は相手に何が欲しいか聞きます 笑
親の誕生日や母の日などには、
「〇円以内で、何が欲しいか教えて」
と直球で聞きます。
さすがに、ちょっとサプライズも仕掛けたくなってしまったことがあって、
先日、職場の同期が結婚して、結婚式を挙げないということだったので、ご祝儀を出すつもりで3万円分の少し豪華なディナー券を贈ったんです。
結婚という素敵な門出に、二人でいい思い出(経験)を残してほしいという思いで。
そしたら後日、わざわざ連絡をくれて、予想以上に喜んでくれた内容のLINEだったので、逆に私が本当に幸せな気持ちになりました。
これはモノではなく経験を贈る選択をして、
よかったなと感じた瞬間でした。
以上が、私が実践している
もらったプレゼントを罪悪感なしに手放す方法でした。
要はプレゼントを使うことが良くて、捨てることが悪、とかではなく、捨てることへに後ろめたさを自分でどう処理するかだと思います。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
また、お会いしましょう^^