#わたしの読書メモ |『時間最短化、成果最大化の法則』木下 勝寿著
こんにちは、ユーソナー広報の澤田です!
ユーソナー社員がどんな書籍を読んで日々スキルアップをしているかを紹介する企画「#わたしの読書メモ」。
今回は第4弾をお届けします!
本日の紹介者と書籍
本日紹介するのは、『時間最短化、成果最大化の法則── 1日1話インストールする“できる人”の思考アルゴリズム』(木下 勝寿著)です。
こんな人におすすめ!
・仕事に対する姿勢を知りたい新入社員
・仕事の作業効率を上げたい人
・より仕事で成果を上げたい人
読んだきっかけは?
私は新卒で、社会に出たばかりということもあり、ビジネス全般に興味があったので本書を手にしました。
また、若くして上場企業の創業者になった木下さんの思考法を学び取りたいと思い、読み始めました。
読書メモ
■成果=スキル✖︎思考アルゴリズム
ポイントなのはスキルと思考には大きな差があるということ。スキルは大きくても3倍。思考は50倍くらいの破壊力。
つまり、成果をあげ続ける人は150倍の威力を持っている。
■優先順の付け方
・緊急度の高いものより、重要性の高い仕事を優先するべき
成果に対して影響度合いが大きいのは、「重要度」の高いもの。
重要性の高い仕事をすぐこなすと、自然と緊急性の高いことは減ってくる。
■かかる時間の長さ
・10分以内に完了するものはすぐにやる。
・すぐ対応できないこと
思い出すアイドルタイムを発生させないように、「○○さんに○○の件で連絡する。(そのために○○さんに○○についてあっているかを確認する)」などと詳細にメモを書く。
・タスクを自動化する
細かいタスクを覚えておこうとするのは脳の容量の無駄。
自動でアラート出るように仕組みで解決。
■仕事の成功マインド
・誰でも10回に1回は成功する法則
本気で取り組む試行回数を増やすことで、自然と成功。
10回中9回は失敗するのだと割り切るマインド。
・「どれだけ一生懸命やったか」よりも「どれだけお客様の役に立ったか」が成果を出し続ける秘訣。
・戦いを略すのが「戦略」
戦略を考える自分に浸らない。
戦略は楽するためのものではない。
・外部環境や本、人の話、経験を常にインプット
最終目的逆算思考でも活きてくる。
・困難は今の自分に越えられる範囲でしかやってこない
・3週間真正面から向き合うと、習慣になり間違いなく大きく成長する。
■仕事の成功思考
・成功者の思考アルゴリズムを徹底的に真似る
書いた文章、作った画像、話していること 何一つ漏らさず、何度も徹底
・さらに成功するには?
成功者のOSに自分らしさのアプリをインストールする。
逆に言えば、成功者OSがないのに、成功していない自分アプリは機能しない。
時には、自分らしさを捨てることも大きな成長への道。
・業界1位社員と万年2位社員の決定的な考え方の差
ナンバーワンはなぜナンバーワンかが理解できている。
しかし、ナンバーツー以下はなぜナンバーワンになれないのかが分かっていない。
■チャンスの捉え方
・一発一中を狙わない
チャンスがあれば何度でもトライする姿勢
・ラッキーを味方に
いつでも人に親切に、困った時には助ける習慣を作る=チャンスをいつでも迎えられるような体制に
■新たなチャレンジの際には、最終目的逆算思考を用いる
・思考ステップ
⑴「結局、どうなりさえすればいいか」を決める(=ゴール)
⑵手段を「着眼法」と「苦情法」で探る
└着眼法:本や他者の経験から得る
└苦情法:考えた方法を実行したときの課題
⑶実現に、一番簡単な方法を選択
・解決するまであきらめない、自分で解決してみようという姿勢
できた人はこの世で誰もいないのか?そのやり方は特殊能力がないとできない?
・途中で達成できないことが判明すれば、「一旦全てやめ、ゼロから戦略立てを行う」
感想
仕事に対する姿勢や思考の多くを学べた。そもそもなんで仕事をしてるのか、は、忙しくなると霞んでしまう視点である。
この視点が抜けると、「忙しいのに、成果が出ない人」となってしまい、営業職で言えば「お客様の視点が抜けた押し売り営業マン」という信頼に欠けるネガティブな印象を与えてしまうかもしれないと思う。
そこで原点に戻り、仕事のあり方、向き合い方、考え方、最終目的逆算思考の奥の深さを学んだ。
私は入社してこれまで仕事の向き合い方に関する本を10冊以上読んだが、中でも学びの多い本です。
本書は50倍破壊力のある「思考アルゴリズム」を学べるという意味でも、価値の高い一冊。また、成長の観点で考えても、新人にとってはスキルに着目するよりも、本書のような仕事の本質を学べる内容の方がインパクトが大きいのではないと思いました。
最後までお読みいただきありがとうございます!
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