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友人とイオンに食料品を買いに行った。カートに食材やお菓子を山積みにしてレジのお姉さんに渡す。レジに立っているのは高校生か大学生くらいの女の子だろうか。自分とそれほど歳は変わらないと見えた。 友人が「ありがとうございます」と言ってレジを離れようとしたとき、レジ番さんの目にただならぬものを見た。ありがとうございます、とボソボソつぶやきながら友人を見つめる異質な瞳。こころなしか赤っぽい。意味するところは明らかであった。 時折、自分以外の誰かに向けられた特別な気持ちになんとなく勘