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臨時休校を乗り越えろ!

 臨時休校が始まってから約1週間。
 妻にも仕事があるし、子供達だけで留守番させるわけにもいかないので、僕も有休を使いながら、毎日を過ごしています。
 ダラっと過ごすのはもったいないけど、学校のような勉強をずっとするのもたぶん違う。(と、いうかできない・・・。)この時期をどう過ごしていいんだろうと試行錯誤しています。

 ”学び”として本人が認識しつつも、楽しくワクワク過ごせる時間をつくれないかなぁ・・・。今回は、1週目の後半2日間で試してみた方法を書いてみます。

▼自分の時間割をつくろう!

 朝ごはんや着替え、歯磨きなどの支度を終えてから、1日の計画をつくってみることにしました。単に「1日のスケジュールを書いて!」と伝えても、喜んでは書かなそうだったので・・・

(父)「今日から時間割つくろうか」
(子)「えー!」(曇りがちな表情)
(父)「自分でつくっていいんだよ?」
(子)「え!?どういうこと!?」

 と、いう感じで時間割づくりスタート。

「今日どんなことしたい?」
と尋ねると、娘からは「一輪車!」とか「コーヒーつくってみたい!」とか。息子からは「ゲーム!でも、時間割ってことはできないんでしょう・・・!?涙」と。

「全部OKでしょ!ゲームからは何を学んでそう?」と尋ねると

「歴史!!!!」と。(今やってるのが”信長の野望”だったので・・・w)

 そんな会話を続けて、時間の枠をつくりました。

1時間目   9:00-10:00
2時間目 10:00-11:00
3時間目 11:00-12:00
昼休み
4時間目 13:00-14:00
5時間目    14:00-15:00

 この時間割にやりたいことを当てはめてみようか?

 と、いうことで完成した1日目の時間割はこちら
(※この日の午後は父都合に付き合ってもらったので午前のみ)

(息子)
1時間目 国語(学校の宿題・漢字ドリル)※早く終わったら理科図書
2時間目 歴史(ゲーム)
3時間目 体育(公園でバスケとキャッチボール!)

(娘)
1時間目 毎日のドリル
2時間目 コーヒーをいれるじっけん
3時間目 一りん車のれんしゅう

(父)
1時間目 パソコンで資料づくり(仕事)
2時間目 コーヒーをいれるのを教える・洗濯物干す
3時間目 公園であそぶ

 息子は律儀に教科名をあててきました!wもちろん、僕も一緒につくりました。
では、早速1時間目スタート!

▼1時間目

 2人とも宿題やドリルを選んだので、黙々と。「やりなさい」と言われたわけでなく、時間割をつくる過程で自分で入れ込んだ(多分本人としても、やらなきゃいけないよな、という想いはある)ので、文句言うこともなく、頑張っていました。
僕も仕事がとってもはかどりました。

 息子はやると決めた宿題の範囲が終わり、理科がはじまりました。理科は何をしているのかというと・・・こちら!

うーー!と悩みながら、何やら夢中になってつくっております!
娘は時間いっぱいドリルをこなしていました。

▼2時間目

 チャイム代わりのアラームが鳴ると「はい!2時間目はじまるよー!!!」と息子。(待ちに待ったゲーム時間だからね・・・)

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 娘もささっとドリル片付けて、「コーヒー!!」と。お湯を沸かして、ドリッパーセットして・・・と工程を一緒にやってみました。

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「うんうん、おいしいー!」と伝えると、「イエーイ!」と喜んで、「ピアノしてくるー!」と。予定にはなかったけど、自分が好きで選んでいるのでOKです。
(父はコーヒー飲みつつも、この時間内に終わるように必死に洗濯干しました!)

▼3時間目

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「もっとゲームしたい!」とか「まだピアノひくー!」とか言うかなと思ったのですが、時間になると意外にもスッと片付けて「さぁ、3時間目だ!公園いこう!」と。公園では3人でたくさん遊びました!

▼お昼休みと振り返り

 帰宅したら、僕はご飯の支度。子供達はその間に、午前中のことを振り返ってもらうことにしました。(この辺が、教育者の性でしょうか・・・w)

「うまくいったこと」「うまくいかなかったこと」「もっとやりたいこと」思いついたらどんどんかいてみてー!と新品のノートを渡しました。

これもごねるかと思ったら、意外に素直にやってくれました。(ちょっと学校モードに入ったのか?新品ノートが嬉しいのか?)僕もご飯作りの合間に、一緒に振り返り。

娘のノートには「コーヒーはこれからもれんしゅうして、1人でつくれるようになりたい」と!!2人とも、色々書いてくれましたよ!(↓娘のノート)

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▼この作戦はいけるか!?

 翌日は僕は仕事だったので、妻に引き継いでもらいました。
「自分で時間割たてて、ちゃんとやってたよー!」と。

我が家はこれでいけるかも!?

 やりたいことはとことんやって欲しい。でも、ダラダラやって欲しくない。
そんなモヤモヤを、”1時間”という枠がピリっとさせてくれるのかもしれません。

 「時間割」という響きが、子供たちにとって、ピリッっとさせてくれるのかもしれません。それでも自分で組んでいるので、モチベーションは高そうです。

 ゲームをどうするか問題(1時間のみと元々決まっているのですが、振り返っても大して深みのあることはなく・・・)
振り返りはそれでいいのか問題、いつまでモチベーションが続くか問題など、多々改善すべきところはありそうですが、ひとまずまた翌週から、こんな感じで継続していこうと思います。

つづく!