死刑には反対。しかしA級戦犯は別。岸信介をA級戦犯呼ばわりは名誉毀損罪です。

死刑には反対

私は強固な死刑廃止論者ですが、その根拠は、刑事判決に誤判はつきものであり、冤罪で人を死刑にしてしまったら取り返しがつかないからです。

冤罪の人を死刑にしてしまう危険性の指摘に対し、死刑存置論者がまともに回答している例を過去に一つも知りません。

— 弁護士神原元 (@kambara7) August 24, 2020

しかしA級戦犯は別

東京裁判は勝者の裁判で法的根拠がないというのは誤りです。日本は戦犯の処罰をうたう「ポツダム宣言」を受け入れて無条件降伏したのであり、東京裁判には法的根拠があります。これを否定し、A級戦犯が祀られた靖国神社に参拝することこそ、国際法秩序への挑戦というほかありません。

— 弁護士神原元 (@kambara7) December 29, 2013

@kambara7 @hagenta_ したがって、A級戦犯は死刑になっても、その罪は消えてなくなる訳ではない。A級戦犯の合祀は国際的に理解されないし、靖国への公式参拝は、国際的孤立を招くのです。

— 弁護士神原元 (@kambara7) December 29, 2013

韓国は、長く民主化闘争が続いていたから米国に支配されてなかった（意味不明）

戦争難民の家庭に育ち、人権派弁護士となった人物を大統領にする韓国市民。戦犯の祖父を「尊敬する」と公言する三代目の世襲政治家を首相にする日本市民。

民度の差は歴然としている。長く続いた民主化闘争が韓国市民を育て、長く続いた米国による支配が日本市民を堕落させたのであろう。

— 弁護士神原元 (@kambara7) September 29, 2019

テロリストを国を挙げて尊敬している国の民度がなんだって？

死者への名誉毀損

あと弁護士なら、戦犯ではなかった人を戦犯呼ばわりするのは名誉毀損に当たることは、当然知っているはず。

刑法第230条2項
死者の名誉を毀損した者は、虚偽の事実を摘示することによってした場合でなければ、罰しない。

つまり、虚偽の事実を適示した場合は罰するということです。

岸信介氏は戦犯ではない、というのが歴史的事実ですので、岸信介氏を何の注釈もなく戦犯呼ばわりした場合は名誉毀損罪に当たると思われます。