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就活での差別を自分なりに分析した話〜就活に大志はいらない。

結局採用担当が学歴や性別で選ぶのは「自分が責任をとりたくないから」だと自分は思っている。
自分は学生時代初めて企業説明会に参加した。しかしそこで感じたのは、「結局選考する側は、その組織の歯車且つ人間であり、採用とは単なる仕事の一つである」という事だけだった。

そしてその仕事、つまり採用の結果から生じた責任をとるのは、組織の一員である上司や管理職になる。

すると実際、選考側は心のどこかで「仮にこの子をとったとして、自分より上に責められたらどう理由をつけて報告しよう」って事だけを考えているんじゃないか?と捻くれた自分は考えてしまう。

そんな訳で、こちらがない頭を捻りに捻り出した「ガクチカ」なんて採用側からすれば微塵も興味がないのではないかとも思ってしまうのである。

なんてネガティブな事をつらつら書いても机上の空論でしかないのだが、今回は就活を経験した自分なりに「就職活動において遭遇する差別」をざっと分析して、振り返っていこうと思う。

※こんな分析をしたからと言って、自分は差別を推奨する訳ではないのであしからず。

①容姿差別

これは自分の中の偏見、そして経験則でしかないのだけども、

   「おっさん好みの大人しめ清楚系坂道女子」

は就活の時比較的強い印象だった。(女性読者がこれを読んで不快感を感じたら申し訳ない)

しかし男性面接官、(特にその人が独身だと)無意識に自分の好き嫌いで選んでいてもおかしくはない。なぜなら将来的にその人を採用すれば嫁に出来るチャンスに繋がるからだ。

また採用後、その子を自分の補佐的ポジションに置いて「頼れる先輩として」親交を深める事だって出来る。

…だって、結婚するなら派手な金髪ギャルより、大人しめの黒髪女子の方が、親受けはいいでしょ?
2 住所(出身地)差別

この時期のTLをのぞいていると、就活で住所(出身地)を差別された話が上がってくる。しかしこれは採用側からしたら、

  こいつを左遷or出張バンバンさせても大丈夫だ

という理由や安心が欲しいだけだと思う。(実際に自分の時は、地元や進学先に支社がある会社ほどエントリーは通りやすかった。)

組織に入ったからには何かしら役に立って貰わないと困ると考えるのは、上司としては当然だろう。また当然に組織が拡大すればするほど、事業数も増え自分だけの責任では管理しきれない事だって起こる可能性がある。

だからこそ「地元に帰って貢献出来るチャンス」と銘打ち左遷or赴任させる事が出来る駒が欲しいのだ。

きっと選考側はこう考えるはず。

「地方事業拡大」のために、地方出身の学生を採用して地方に飛ばして仕事をしてもらう。その方が彼らにとっても、彼らの両親にとっても幸せだろう。
3 学歴差別

最初に書いた通り、結局採用担当の根幹には「自分が責任をとりたくない」というものがある。彼ら、彼女らだって人間だ。結局は実際に心のどこかで、「仮にこの子をとったとして、自分より上に責められたらどう理由をつけて報告しよう」って考えている事だろう。

しかし理由づけ以外に、採用担当者が学歴に拘る理由がもう一つある。それは

ビジネスで重要視される「コネクション(つながり)」

である。

「こいつは有名な〇〇大学出身。もしこいつを落としたとなれば、他組織のOGである人から反感を買って、契約を解除される恐れがあるかもしれない…」

もしくは

「こいつが卒業した〇〇大学は政界にも進出するエリートがうじゃうじゃいる。このコネクションをビジネスに有効活用すれば、他組織に差をつけられるのでは…」

だ。結局ビジネスという競争社会でこいつと付き合って利益があるかないか。それを嫌になるほど痛感出来るのが「就職活動」なのかもしれない。

まとめ

結局夢もクソもない話になってしまった。が、これは自分なりの差別に対する分析なのであまり間に受けないで欲しい。

でも大した夢や目標、実力もない学生が組織に入るチャンスがあるこの「就活」って、ある意味、学生にとってとも捉えられるのかもしれない。


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